Effect Guide
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ルーティング(
Routing
)
インサート・エフェクトを使用していないときは、オシレーター
(
Program
)、ティンバー(
Combination
)、トラック(
Sequencer
)
ごとに設定する
“Send1 (MFX1)”
、
“Send2 (MFX2)”
によって、
2
つ
のマスター・エフェクトへのセンド・レベルを設定します。
例えば、ティンバー
/
トラックごとにマスター・エフェクトへの
センド量が調節できます。ピアノ音にはリバーブを深く、ストリ
ングスには浅く、ベース音にはリバーブをまったくかけないな
どの調整ができます。
インサート・エフェクトを使用しているときはインサート・エ
フェクト通過後の
“Send1 ”
、
“Send2”
で設定します。
Program
モード
P8: Routing/IFX– Routing
ページ
“Send1 (to MFX1)”
、
“Send2 (to
MFX2)”
または
P8:Routing/IFX – Insert FX Setup
ページ
IFX1
〜
5
通過後の
“Send1/2”
でマスター・エフェクトへのセンド・レベル
を設定します。
“Bus (IFX/Output) Select”
が
L/R
、
Off
のとき、
P8: Routing/IFX–
Routing
ページ
“Send1 (to MFX1)”
、
“Send2 (to MFX2)”
が有効で
す。オシレーター
1
、
2
にそれぞれ設定できます。
“Bus (IFX/Output) Select”
が
IFX1
〜
5
の とき、
P8: Routing/IFX–
IFX1
〜
5
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
が有効です。インサート・エ
フェクトをチェイン(シリーズ接続)している場合は、最後の
IFX
通過 後の
“Send1”
、
“Send2”
が有 効になります。
“Send1”
は
CC#93
、
“Send2”
は
CC#91
の受信でコントロール
します。グローバル
MIDI
チャンネル
“MIDI Channel”
(
Global
1–1a
)でコントロールします。このとき、実際のセンド・レベ
ルは、プログラムでのオシレーター
1
、
2
ごとの
Send1
、
2
の設
定と
MIDI
からの
Send1
、
2
をかけたレベルとなります。
プロ グラムの
“Oscillator Mode”
(
Prog 1–1a
)が
Drums
のとき
に、
“Use DKit Setting”
(
Program 8–1b
)が有効になり ます。
チェックすると選択しているドラムキットでのキーごとの
Send1
、
2
レベルが有効になります。
ドラムキットの
“Bus (IFX/Output) Select”
(
Global 5–5b
)を
L/R
ま
たは
Off
に設定したキーのドラム・インストゥルメントは
“Send1
(to MFX1)”
、
“Send2 (to MFX2)”
(
Global 5–5b
)が有効です。
IFX1
〜
5
に設定したときは、
IFX1
〜
5
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
(
Program
8–5a
)が有効です。
チ ェ ッ ク を は ず す と、す べ て の ド ラ ム・イ ン ス ト ゥ ル メ ン ト
は、
“Oscillator Mode”
が
Single
、
Double
のときと同様で、
“Send1
(MFX1)”
、
“Send2 (MFX2)”
(
Program 8–1f
)または
IFX1
〜
5
通過後
の
“Send1”
、
“Send2”
(
Program 8–5a
)が有効です。
Combination, Sequencer
モード
ティンバー(
Combination
)
/
トラック(
Sequencer
)の各
“Send1
(MFX1)”
、
“Send2 (MFX2)”
(
P8: Routing/IFX– Routing
ページ)で、
テ ィンバー
/
トラックご との
Send1
、
2
レ ベルを設定し ます。
Program
モー ドと同様に、
“Send1 (MFX1)”
、
“Send2 (MFX2)”
は
“Bus (IFX/Output) Select”
が
L/R
または
Off
のときに有効です。
このとき実際のセンド・レベルは、
Program
モードのオシレー
ター
1
、
2
それぞれで設定したセンド・レベル(
P8: Routing/IFX–
Routing
ページ)に、ここでの
Send1
、
2
を掛けたレベルとなりま
す。
センド・レベル
例 えば、プロ グラムの
OSC1 “Send1 (to MFX1)”
を
127
、
“Send2
(to MFX2)”
を
064
、
OSC2 “Send1 (to MFX1)”
を
064
、
“Send2 (to
M F X 2 ) ”
を
1 2 7
、コ ンビネーシ ョンの
“ S e n d 1 ( M F X 1 ) ”
を
064
、
“Send2 (MFX2)”
を
127
に設定したとき、コンビネーション
での実際のセンド・レベルは、次のようになります。
OSC1 Send1=127
(
100%
)
*064
(
50%
)
=064
(
50%
)
OSC1 Send2=064
(
50%
)
*127
(
100%
)
=064
(
50%
)
OSC2 Send1=064
(
50%
)
*064
(
50%
)
=032
(
25%
)
OSC2 Send2=127
(
100%
)
*127
(
100%
)
=127
(
100%
)
“Bus (IFX/Output) Select”
を
IFX1
〜
5
に設定しているときは、イ
ンサート・エフェクト通過後の
“Send1”
、
“Send2”
で設定します。
“Send1”
は
CC#93
、
“Send2”
は
CC#91
の受信でコントロールし
ます。ティンバー
/
トラックごとの
“Send1 (MFX1)”
、
“Send2
(MFX2)”
が有効なときは、そのティンバー
/
トラックの設定
MIDI
チャンネル、
IFX1
〜
5
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
が有効
な場合は、
IFX1
〜
5
で設定した
MIDI
チャンネルでコントロー
ルします。
以 下は
Comb inatio n
モード での例です。次図の
“Bus (IFX/
Output) Select”
の設定により、ティンバー
1
は
IFX1
へ、ティン
バー
2
は
IFX2
へ、ティンバー
3
、
4
は
IFX3
へ、ティンバー
5
〜
16
は
L/
R
へ送っています。
この場合、ティンバー
1
のマスター・エフェクトへのセンド・レベル
は、次図の
IFX1:001:Stereo Compressor
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
で設定します(ここではそれぞれ
032
、
127
に設定しています。)同
様にティンバー
2
は
IFX2
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
で、ティンバー
3
、
4
は
IFX3
通過後の
“Send1”
、
“Send2”
でまとめて設定します。ティ
ンバー
5
〜
8
(
9
〜
16
は
Routing T09-16
ページで設定)は前図の
“Send1 (MFX1)”
、
“Send2 (MFX2)”
での設定が有効となります(この
ときセンド・レベルはプログラムでのオシレーター
1
、
2
ごとの
Send1
、
2
の設定とここでの
Send1
、
2
を掛けたレベルとなります)。
Содержание Krome
Страница 1: ...i 2 J パラメーター ガイ ド ...
Страница 120: ...Combinationモード 112 ...
Страница 214: ...Sequencerモード 206 ...
Страница 280: ...Effect Guide 272 ...