
ヒーター交換取扱説明書
No. A1232(933/934 用 )
危険
部品交換及びメンテナンスは、電源を切り、
冷えた状態で行ってください。
電源を入れたままの作業は感電の恐れがあ
ります。また故障、劣化の原因となります。
1. 温度ボタンを抜き取ります。
2. 袋ナットを外し、こて先部分を分解します。
3. ねじを外して、
固定パイプ付ニップルを外します。
4. ヒーターとコントロール基板をゆっくりと引き
出し、アーススプリングを外します。
5. 図のように新しいヒーターを基板にセットし、
はんだ付けします。
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交換ヒーターは、印字してある数字を確認してください。
間違って取り付けると故障、事故の原因となります。
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ヒーターリード線(赤)は上図の様に基板の裏側(IC
が載っていない方)より挿入してください。
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はんだ付けはリードの穴のはんだが基板の両面から
見えるようにしてください。
6. 余分なリード線を切断し、ヒーター保護チュー
ブでヒーターの端子部をおおいます。
7. アーススプリングを、リード線がある面の反対
側で丸スリーブにしっかりと差し込みます。
8. 温度ボタン用のソケットの向きに注意してグリ
ップの溝に沿って基板を戻します。
9. 元通り組み立てた後、CAL 調整により温度
校正を行います。
ご注意
センサーリード挿入穴(アオと印刷されている部
分)の位置が、基板の先端より約2mm の位置にある
基板をお持ちの方は、リード線(青)を下図の様に
曲げてセットし、ヒーター保護チューブをかぶせて
ください。
温度校正
1. 電源プラグを抜いた状態で、設定したい温度の
温度ボタンをセットします。
2. CAL 調整穴が見えるように、断熱カバーを
めくります。
3. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
4. ヒーター通電ランプが点滅状態になれば設定
温度に到達しています。
5. こて先温度をこて先温度計で測定しながら、マ
イナスドライバーで CAL を調整します。
時計回りで温度が高くなり逆回りで低くなりま
す。
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故障の恐れがありますので、480℃以上にしないでくださ
い。また、温度校正は新しいこて先で行ってください。
センサー(青)
IC
センサー(赤)
アース線は裏側で接続
ヒーター保護チューブ
64mm
機種
933/934
仕様
100V
印字
052
曲げる
2020.3
MA00225XZ200330