コメット 株式会社
〒336-0026 埼玉県さいたま市南区辻 4-18-2
TEL 048-839-3131 ㈹ FAX 048-839-3136 http://www.comet-ant.co.jp
取扱い・運用上の注意
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接続ケーブルのコネクターが、アンテナのコネクターと勘合することを確認してください。
違う種類ですと接続できなかったり、破損する場合があります。
中心エレメント
メインビーム方向
【 組立方法 】
1.左図のように、中心エレメントにエレメント(A ~ D)×2本を使用し
第二導波器エレメント(組立長2560mm)、第一導波器エレメント
(組立長2610mm)、放射器エレメント(組立長2720mm)、反射器エレメント
(組立長2970mm)を組立てます。
2.下図のように、他の構成部品を順次取り付けて組み立てます。
※ お手持ちのマスト等に取り付ける場合は、右下の図のように当て板・固定
金具と角U字ボルト等を使用して固定します。
3.調整が済みましたら、ねじをしっかり締め付けて固定します。
【 調整方法 】
2.中心周波数を調整する場合、放射器エレメントのショート金具の位置を
移動させて調整します。 内側方向へずらすと foは低くなります。(右図参照)
それでもSWRが高い場合は、反射器エレメント側のショート金具位置を
調整してください。 SWRが改善することがあります。
ベランダ等、容易に手が届く範囲に設置の場合は、お子様などが送信中のアンテナに
触れることが無いよう、十分に注意してください。
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ご使用中に異常と思われる現象が発生した場合には直ちに使用を中止し、アンテナの
状態を確認ください。
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規格以上のパワーを入力、エレメントを外しての使用、エレメントを追加する改造等は
行わないでください。 破損や十分な性能が出ない原因となります。
●
雷発生時は、アンテナ及びケーブル等には触れないでください。 感電の危険性があり
ます。 また、雷発生時には無線機やアンテナ及びケーブル等が破損する場合があり
ますので機器から外したり、SWRをチェックしてください。
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周波数調整方法
エレメント組立図
お手持ちの
マスト・ポールや支柱
エレメント(A),(B),(C)
及び、エレメント(D)
fo:高
fo:低
調整
< 注意 >
フェーズライン両端の黒色線
端子は、ブームに接続される
よう取り付けてください。
ブームへの取付組立図
1.アンテナのM-J コネクターに、お手持ちの50Ω系同軸ケーブルを接続
して使用周波数のSWRを測定後、良好であればそのまま使用開始してください。
放射器エレメント
※ 反射器側ショート金具の組み立ても放射器側と同様に行ってください。
1cm 当たり 約 50kHz 変化
※ 設置場所によりSWRは大きく変化しますので、SWRが高い時は設置
場所を変更してください。
お手持ちの
マスト・ポールや支柱
メインビーム方向
反射器エレメント
放射器エレメント
ショート金具
取付標準位置
ショート金具
取付標準位置
中心周波数調整範囲:
50.4MHz~51.4MHz
お買い求めいただきまして誠にありがとうございます。
安全にお使いいただくために!
ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。
この取扱説明書は、必要なときにご覧になれるように大切に保管しておいてください。
設置上の注意
電波防護指針に従って安全な場所にアンテナを設置してください。
取付ネジ・金具類はしっかり締め付け固定し防水処理などを施してください。
固定が悪い場合は、振動や強風などで緩み落下事故などの原因になることがあります。
設置時の部品落下やケガに注意してください。
高圧電線や鉄塔・建造物など近くに障害物のない場所に設置してください。
近くに障害物があると、誘導雷で焼損したり性能低下やSWRが悪化することがあります。
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●
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組み立てる前に!
☆梱包箱を開封しましたら、パーツリストに
より各部品を確認してください。
3.すべてのねじ類は、耐候性と強度に優れたステンレス材を使用しています。
【 特 長 】
1.このアンテナは、軽量コンパクトで移動運用にも最適です。
2.位相差給電タイプ(HB9CV タイプ)構造を採用し、さらに導波器を追加する
ことで同素子数の八木アンテナより高利得としました。
作業上の警告
屋根の上など高所作業の際には複数人で行い、落下事故やけが防止のために
安全帽・安全帯を着用し作業してください。
電線・電車架線のそば、電話線の近くや照明灯の近くでは設置作業をしないで
ください。アンテナが倒れた時大事故になります。
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エレメント受け
ブーム A(キャップ付) Φ25 × 1625 mm
エレメント押え
パーツリスト
エレメント(A)
エレメント(B)
Φ9.5 × 1010 mm
Φ9.5 × 1035 mm
中心エレメント
Φ11 × 600 mm
調 整 棒 (1)
調 整 棒 (2)
M 3×15
アルミ製
フェーズライン
当 て 板
固定金具
ステンレス製
ステンレス製
角U字ボルト
ステンレス製 M6 ねじ
M 5×70
M 5×25 調整棒(2)に取付済
M 4×12
蝶 ナット
スプリングワッシャー
自己融着テープ
M 5 用
六角ナット
M 6 用
M 5 用 (調整棒に4個取付済)
M 4 用
M 3 用
M 6 用
M 5 用 (調整棒に2個取付済)
M 4 用
M 3 用
外観・規格仕様が異なることがあります。
ナベ ねじ
M 6×40
ブーム B(キャップ付) Φ25 × 1625 mm
エレメント(C)
エレメント(D)
Φ9.5 × 1090 mm
Φ9.5 × 1215 mm
ブームジョイント
M 5×55
(U字ボルト取付穴付)
【 仕様 規格 】
● 周 波 数
● 耐 入 力
● インピーダンス
● V. S W R
● コネクター
● 利 得
● F/B 比
● 耐 風 速
● 受 風 面 積
● 全 幅
● 質 量
● 回 転 半 径
● ブーム 全長
● 支柱取付径
● 電力半値角
MODEL
CA-52HB4
U字ボルト取付穴
※ コネクターの接続部は、防水のため
自己融着テープを約2倍程度に引き伸ばし
ながら巻き付け、ビニールテープを上に巻い
て防水処理をしてください。
お手持ちの50Ω系
同軸ケーブル
M-J
コネクター
フェーズライン
エレメント(A),(B),(C)
及び、エレメント(D)
ブーム A
ブーム B
3200
750
1050
1400
600
310
2970
2720
2610
第二導波器エレメント
第一導波器エレメント
2560
アルミパイプ
4th edition.
①と②のブーム接続位置
取扱説明書
: 1.5以下 (50~53.5MHz)
: M-J 型
: 50~53.5MHz
: 10.4 dBi
: 19 dB 以上
: 瞬間最大風速 30m/s
: 約 0.19 m
2
: 約 3.25m
: 約 2.1kg(アンテナ本体)
: 約 2.22 m
: 最大値 約 2.97m
: Φ25 ~62 (mm)
: 約54° (E面)
: 200W (FM)
: 50 Ω
SWR
1.8
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
50MHz
52MHz
54MHz
E面指向特性図
90゜
0゜
180゜
60゜
30゜
120゜
150゜
240゜
210゜
300゜
330゜
270゜
8.0
10
6.0
4.0
3.0
2.0
1.0
15
20
20
10
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部 品 名
サイズ・説明
数量
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
2
1
1
4
2
2
2
1
1
4
1
1
4
4
1
1
1
2
2
2
1
4
4
8
4
4
4
8
4
6
4
8
1
ショート金具
アルミ製
アルミ製
端子付
コネクター無し
M-J コネクター付
310
性能向上のため、予告なく外観・仕様を変更することがあります。
32
黒
黒
28
23
7
23
28
32
5
7
18
17
2
1
30
20
7
29
25
26
30
5
8
24
12
2
6
7
13
21
9
30
26
19
30
10
30
19
8
31
27
11
5
22
25
29
14
1
15
16
2
20cm ロール
番号は組立図と同じです
HB9CV type 4element Beam antenna
for 50
~
53.5MHz