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パルスモード
レーザー受光器
(29)
を使用して作業する場合に
は、選択した作動モードに関係なく、パルスモー
ドを作動させることができます。
パルスモードでは、非常に高い周波数でレーザー
ラインが点滅し、レーザー受光器
(29)
で探知可能
になります。
パルスモードを作動させるには、パルスモードボ
タン
(6)
を押します。すると、パルスモードの表示
(7)
が緑で点灯します。
パルスモードを作動させるとレーザーラインの視
認性が低下するため、レーザー受光器を使用しな
いで作業する場合は、パルスモードボタン
(6)
を再
度押してパルスモードをオフにしてください。す
ると、パルスモードの表示
(7)
が消えます。
自動整準
自動整準モード(図B–Eを参照)
メジャーリングツールを水平で安定した面に置く
か、または回転プラットフォーム
(23)
に固定しま
す。
自動整準モードにするには、オン/オフスイッチ
(2)
を「
On
」位置にスライドします。
自動整準機能は、自動補正範囲(±4°)内の凹凸を
自動的に調整する機能です。レーザー光の点滅が
終わり次第、本機が整準されます。
自動的に整準できない場合(本機の設置面が水平
面から
4
°以上異なる場合など)、レーザー光は速
い速度で点滅します。
この場合は本機を水平に配置し、整準されるまで
待ってください。本機が±
4
°の自動補正範囲内にあ
れば、直ちにレーザー光が持続的に照射されま
す。
動作中に衝撃を与えたり、位置を変更すると、本
機は自動的に整準されます。本機がずれてエラー
が生じないよう、レーザー光の位置を基準点に基
づいて確認してください。
ペンデュラムロックモード(図Fを参照)
ペンデュラムロックモードにするには、オン/オ
フスイッチ
(2)
を「
On
」位置にスライドしま
す。ペンデュラムロック表示
(5)
が赤く点灯し、レ
ーザーラインがゆっくり点滅し続けます。
ペンデュラムロックモードでは、オートレベリン
グ機能はオフになります。このモードでは、本機
を手に持ち、または勾配のある床面に設置して測
定作業を行うことができます。ただ、レーザー光
のレベリング調整は行われなくなり、レーザーラ
インが必ず相互に垂直に照射されるというわけで
はなくなります。
Bluetooth®を使用したリモートコントロー
ル
本機は
Bluetooth®モジュールを搭載しており、無
線技術により、
Bluetooth®インターフェースを備
えたスマートフォンから遠隔操作することができ
ます。
Bluetooth® 接続に必要なシステム前提条件に関す
る情報についてはボッシュのウェブサイト
(www.bosch-pt.com)をご覧ください。
Bluetooth®を使用した遠隔操作で、受信状況が悪
いとモバイル端末と本機の間に遅延が生じる可能
性があります。
リモートコントロールは、ボッシュのアプリを介
して行うことができます。アプリは各端末に応じ
たストアでダウンロードしていただけます。
Bluetooth®機能のオン
遠隔操作のために
Bluetooth®機能をオンにするに
は、
Bluetooth®ボタン
(10)
を押します。お使いの
モバイル端末の
Bluetooth®インターフェースが確
実に作動していることを確認してください。
ボッシュのアプリがスタートすると、本機とモバ
イル端末間の接続が確立されます。作動中のメジ
ャーリングツールが複数見つかった場合には適切
なツールが選択されます。作動中のメジャーリン
グツールが1つのみだと、自動的に接続が確立され
ます。
接続が確立すると、すぐに
Bluetooth®表示
(9)
が点
灯します。
本機とモバイル端末の間に障害物があったり、距
離が大きすぎると、
Bluetooth®接続は電磁的干渉
により中断する可能性があります。このような場
合には
Bluetooth®表示
(9)
が点滅します。
Bluetooth®機能のオフ
遠隔操作のために
Bluetooth®機能をオフにするに
は、
Bluetooth®ボタン
(10)
を押すか、または本機
をオフにします。
精度の確認
精度の影響
周囲の温度は精度に最も大きな影響を及ぼしま
す。特に床との温度差が大きいと、レーザー光が
歪んでしまう可能性があります。
床との温度差が大きく、測定距離が20m以上にな
る場合には、本機を必ず三脚に取り付けてくださ
い。また、可能であれば本機を作業面の中央にセ
ットしてください。
外的影響のほかに、機器固有の影響(落下や急激
な衝突など)によって誤差が生じることがありま
す。作業開始前に毎回精度をチェックしてくださ
い。
Bosch Power Tools
1 609 92A 4HG | (12.11.2020)