取 扱 説 明 書
ハイドロチャック
この度は ハイドロチャックをお買い求めいただき誠にありがとうございます。
ご使用にあたっては必ず本書をお読みいただき、ご使用される方がいつでも見ることができる場所に必ず保管してくださいますようお願いいたします。
刃具の取り付け、取り外し
本体仕様
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刃具シャンクはh6公差内のものをご使用ください。
刃具シャンクに打痕や傷等が無いことをご確認ください。
打痕がある刃具はチャックを損傷する恐れがありますので、絶対に使用しな
いでください。
刃具のシャンク部に平取りがあるものは使用しないでください。
切刃で手を切る恐れがありますので、刃具の取り扱いにはウエス等をご使用ください。
刃具を挿入しない状態での空締めは、行わないでください。
内部を破損する恐れがあります。
最低把握長以上に刃具を挿入しないと内部を破損する恐れがあります。
ニック付きラフィングエンドミルは、引っ張り勝手の力がかかりますので、
ハイドロチャックに適していません。その場合 ニューハイパワーミー
リングチャックや メガダブルパワーチャックをお奨めします。
刃具シャンク部にフレッティングが発生する場合、切削条件を下げてご使用
ください。フレッティングが発生した状態のままでご使用されますと、ホルダ
寿命が低下する場合があります。
ご注意
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チャック内周、刃具のシャンク部などについた傷や溶着物、切りくずなどは取り除き、汚れなどは清浄な灯油や脱脂剤を使ってウエスで拭き取ってください。
クランプスクリュは定期的にグリス(モービルXHP222相当)を塗布してください。
また、グリスを塗ってもクランプスクリュの動きが良くない場合には、クランプスクリュの交換をしてください。
(有償)
油圧抜きネジは、透明な樹脂で封印されています。決して取りはずさないでください。
保管時には、錆を防ぐためにチャックを丁寧に拭き、防錆油を塗布してください。
回転中のチャックや刃具は大変危険ですので触れないでください。
加工中に刃具が折れた場合は、チャックの振れ精度とチャックに傷などがないか確認してください。
プルボルトの頭部に打痕傷や、胴部に曲がりのあるものは使用しないでください。
プルボルトは 製のものをご使用いただき、2年ごとに交換してください。
ご注意
・ ストレートコレットをご使用の場合には、ストレートコレットのツバがチャック端面にあたるまで確実に挿入してください。
・ ストレートコレットを使用すると、振れ精度や把握力が低下しますので、ご注意ください。
・ PJC12はハイドロチャックではご使用いただけません。
ご注意
●取り付け
●取り外し
刃具シャンク部およびハイドロチャック内径を、きれいなウエス等を用
い清掃してください。内径の清掃には
アルファ ワイパクリーナ
(φ3〜φ12)、
TKクリーナ
(φ13〜φ42)をお奨めします。
刃具取り付け時には刃具シャンクを下記の
最低把握長以上に挿入
してくだ
さい。刃具が入りにくい場合は、クランプスクリュをさらにゆるめてください。
クランプスクリュを付属のレンチにて
ネジ底が当たるまで締め付け、そ
れ以上の増し締めは行わない
でください。
センタスルーでご使用の場合は、付属のプラグにシール材を塗布し、空
気抜き穴に栓を行ってください。
クランプスクリュを反時計方向に3〜7回転ゆるめると、刃具を抜き取
ることができます。
技術データ
チャック内径
mm
最低把握長
mm
使用温度
℃
把握力確認用
グリップバー型式
3S
4
4S
5S
6
6S
7
8
8S
9
10
10S
22
28
25
31
28
33
チャック内径
mm
最低把握長
mm
使用温度
℃
把握力確認用
グリップバー型式
11
12
12S
13
14
15
16
18
20
25
32
42
38
28
19
16
43
52
56
65
5〜50
5〜50
●確認の手順
●確認時期の目安
長期間のブランクをおいて使用する時。
刃具を約100回交換した時、または3ヶ月毎。
把握力の確認
ストレートコレットについて
取扱についてのご注意
高速加工について
安心してご使用いただくために、把握力のご確認を行ってください。
高精度ストレートコレットを使用できます。
10〜25℃の周囲温度で行ってください。
専用の把握力確認用グリップバー(別売)をチャック内径に最低把
握長以上差し込んでクランプスクリュを締め付けてください。
手で把握力確認用グリップバーを簡単に抜き取ることができるか
をお試しください。
軽い力で抜き取れる場合は把握力が低下している恐れがあります。
この場合、ご使用にならないで、お買い求めの販売店を通じ当社に修理返却してください。
標準商品はプリバランスを行っていますが、高速回転で使用したり加工中
の振動が気になる場合にはバランス修正も行います。
(有償)
また、ストレートコレット、調整ネジを使用される場合および刃具形状によっ
ては、若干バランスが悪くなることがありますのでご注意ください。
アジャストスクリュ(調整ネジ)について
刃具の突き出し長さの調整には、別売のアジャストスクリュをご使用ください。
内径サイズ、呼び長さにより使用できるアジャストスクリュが異なります。
詳しくは、ハイドロチャックのカタログをご参照ください。
また、BBT50シリーズにアジャストスクリュを取り付ける場合、弊社へお問
い合わせください。
※スーパースリムタイプはアジャストスクリュを使用できません。
No. 0119PNK
端面給油タイプ
PJCストレートコレット
刃先給油タイプ
PSCストレートコレット
1
1
2
3
4
1
2
1
2
3
4
TSB 7
TSB 9
TSB11
TSB13
TSB14
TSB15
TSB16
TSB18
TSB20
TSB25
TSB32
TSB42
左ネジ(別売)
アジャストスクリュ
最低把握長
最低把握長
空気抜き穴
(2ヵ所)
空気抜き穴
(2ヵ所)
左ネジ(別売)
アジャストスクリュ
(アジャストスクリュとセット品)
ガイドスクリュ
クランプスクリュ
クランプスクリュ
※スーパースリムタイプはアジャストスクリュを使用できません。
(適合型式につきましてはカタログをご参照ください。)
TSB 6
TSB 4
TSB 5
TSB 3
TSB 8
TSB10
TSB12
把握力確認用
グリップバー
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本 社
東大阪市西石切町3丁目3-39 〒579-8013
TEL.072(982)2312(代) FAX.072(980)
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