資料
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XMV4280/XMV4140/XMV4280-D/XMV4140-D
取扱説明書
異常が発生すると、[ALERT]インジケーターが点滅し、ディスプレイにアラート番号が表示されます。
アラート番号に対する内容および対策は以下のようになります。
アラート一覧
アラート番号
内容
対策
表示なし
([ALERT]
のみ点灯)
機器が正常に起動していません。
電源をいったんオフにして、5秒以上間隔を空けてから電源をオンにし
てください。問題が解決しない場合は、メモリーの初期化を実行してく
ださい。それでも解決しない場合は、ヤマハ修理ご相談センターにご連
絡ください。
001.〜008.
010.
内蔵バックアップバッテリーが完全に消耗してい
るか、装着されていません。
電源をオフにすると現在の設定が失われ、初期値に戻ります。ただちに
使用を中止して、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
011.
内蔵バックアップバッテリーが極端に消耗してお
り、メモリーが消滅している可能性があります。
012.
内蔵バックアップバッテリーの残量が少なくなっ
ています。
使用に支障はありませんが、継続して使用すると設定が失われ、初期設
定に戻る可能性があります。お早めにヤマハ修理ご相談センターにご連
絡ください。
013.
内蔵時計に異常が発生したので、初期値(2000年
1月1日 0時0分)にしました。
電源をオンにするたびに発生する場合は内蔵バックアップバッテリーが
消耗しているか、機器が故障している可能性があります。ヤマハ修理ご
相談センターにご連絡ください。
一度だけの場合は時計の設定値の異常を検出して初期化しましたので、
MTX Editorを使って時刻を設定してください。
015.
内蔵メモリーに保存される設定が失われています。
内蔵バックアップバッテリーが消耗しているか、機器が故障している可
能性があります。ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
016.
機器の内蔵メモリーが故障している可能性があり
ます。
ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
021.
ワードクロックマスターに選択されたデジタル信
号がアンロックになりました。
ワードクロック信号が正常に入力されているか確認してください。
022.
[YDIF IN]端子に入力されたデジタル信号が、この
機器のワードクロックに対して同期していません。
ケーブルが正しく接続されているか確認してください。
指定された仕様のケーブルを使ってください。
023.
[YDIF IN]端子に入力されたデジタル信号が、この
機器のワードクロックに対して継続的に同期して
いません。
030.
[YDIF IN]端子の接続に異常があります。
ケーブルが正しく接続されているか確認してください。
指定された仕様のケーブルを使ってください。
040.
IPアドレスが重複しています。
IPアドレスが重複しないように設定してください。
041.
起動してから60秒以内にIPアドレスが確定しませ
んでした。
機器設定ディップスイッチのスイッチ6(IP SETTING)が「PC」に設定
されている場合は、MTX EditorやDHCPサーバーでIPアドレスを設定
してください。
043.
ネットワークに接続している機器が多すぎます。
ネットワークに接続している機器の数を減らしてください。
050.
UNIT IDに「00」が設定されています。
UNIT IDを「00」以外に設定してください。
051.
同一ネットワークに接続された機器に、同一の
UNIT IDを持つ機器が発見されました。
UNIT IDが重複しないように設定してください。
100.
スピーカー出力端子に直流成分が検出されたため、
電源がシャットダウンされました。
機器の故障と思われますので、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡くだ
さい。
101.
電源の温度が規定値を超えたため、電源がシャッ
トダウンされました。
電源をオフにして、電源を冷やしてから再度電源をオンにしてくださ
い。連続して大電力を出力すると高温になりますので、出力レベルを下
げてください。それでも温度が高い場合は、冷却用ファンの吸気口にゴ
ミや異物が詰まっていないか確認して、掃除してください。
103.
プロテクションが働き、電源がシャットダウンさ
れました。
高負荷状態が連続しているため、出力レベルを下げてください。
発生した要因については「[PROTECTION] A/B/C/D インジケー
ター」(209ページ)を参照してください。
104.
プロテクションが働き、出力がミュートされまし
た。