M18Y730
■ 静電気の防止および安全への配慮を行う。
① 消火器を準備する。
② 静電気を防止する。
・ 足元が滑らない程度に、床に水をまく。
・ フューエルチェンジャー、車両、フューエルタンク間に
アース線を接続する。
● 燃圧は必ず基準値に合わせてください。
③ 燃料が付着したウエスを分別処理する。
燃料噴射はインテークマニホールドに行われるため、燃圧が
■ タンク内のガソリン残量が空に近い状態で作業すること。
一定では負圧によって燃料噴射量に差が出ます。
■ ホースを抜くと配管の中に残ったガソリンが流れ出る。
(インテークマニホールド圧高→燃料噴射増)
ウエスなどを使って、広がらない ようにする。
(インテークマニホールド圧低→燃料噴射減)
TOMEI製品をお買い上げありがとうございます。
■ 取り外し作業中にゴミなどが、燃料ラインに混入しないよう
そこでレギュレーターがインテークマニホールド圧力に感応し、
この製品は大容量燃料ポンプ、大容量インジェクター等へ交換
にする。
燃圧を適正値(燃圧がマニホールド圧力に対し、約3.0kg/cm
2
をした場合に燃圧調整を行う際に使用する圧力計です。
高)に調整しています。組付時の燃圧調整を上記の基準で
内部にグリセリン液を充填することにより、メーターの振動を
実施すれば、走行時は過給圧に応じてレギュレーターが
抑制しています。
適正値に調整します。
■ 本品は自動車競技という特殊用途に用いるため、取り付け
は特別の訓練を受けた整備士が、設備の整った作業場で
実施してください。
■ 取り付けの際は、適切な工具と保護具を使用しないと、けが
につながり危険です。
■ 締め付け部は定期的に点検してください。
■ ガソリンの漏れ、にじみは運転前に必ず点検してください。
ガソリンが漏れると火災の恐れがあり危険です。
■ 本品はエンジンの仕様に応じたインジェクター、ECU等と
あわせて使用してください。
(1) 燃料配管内のガソリンを除去する。
本品の取り付けに際しては燃料系統の脱着をともない、ガソリ
(2) バッテリーのマイナス端子を取り外す。
ンが流出する。以下の事項を確実に守ること。守らないと、
(3) TOMEIフューエルプレッシャーレギュレーターの1/8PT
爆発や、火災の恐れがあり危険。
ブラインドキャップを取り外し、燃圧計のPT部にシール
-
テープを巻き、レギュレーターに取り付ける。
-
■ 作業場所を指定し、作業場所以外では作業をしない。
(4) 燃圧調整を行う。
① 風通しの良い場所。
(5) 使用後は燃圧計を取り外し、レギュレーターの1/8PT
② 周囲に火気(溶接機、グラインダー、電動モーター
ブラインドキャップにシールテープを巻き、元に戻す。
ストーブなど)のない場所。
(6) 各部の燃料漏れを確認する。
・ 本体重量
110g
・ 取付部分
1/8PT
③ 気化した燃料が充満する恐れがあるピットなどから
・ 対応燃圧
0~70kgf/cm
2
(0~100PSI)
離れた場所。
・ メーター内 グリセリン液注入
■ 火気使用、火花発生作業は行わない。
① 電気機器の使用禁止。
・ 原則として、作業灯は使用しないこと。
・ 燃料抜き取りは、電動ポンプおよびポリ容器を使用
しないこと。
・ 溶接機、グラインダー、ドリルなどを使用しないこと。
② 火花発生作業の禁止。
・ 火花発生の恐れがある作業(ハンマーの使用など)
はしないこと。
燃圧調整について
部品構成
( )内は数量です
作業に必要な工具類
・エンジン整備工具一式 ・シールテープ
注 意
仕様
燃圧計
注 意
品番 185111
はじめに
http://www.tomei-p.co.jp
〒194-0004 東京都町田市鶴間1737-3
1737-3 Tsuruma Machida-shi, TOKYO 194-0004 JAPAN
TEL+81-42-795-8411 FAX+81-42-799-7851
TEL042-795-8411 FAX042-799-7851
取り付け
(TOMEI フューエルプレッシャー
レギュレーターに取り付ける場合)
ガソリンに関わる警告
燃圧計 (1)
取扱説明書 (1)
圧力センサー用(1/8PT)
(1/8PTブラインドキャップ)
A
B
約3.0
バキュームホースを抜いた
時の燃圧計の値
約2.5
バキュームホースを接続
した時の燃圧計の値
大気圧
約-0.5
(370mmHg)
(A+B=約3.0kg/cm
2
)