はじめにお読みください
V-Bass をより良い状態でお使いいただくため、以下の点にご注意ください。
● GK セッティングについて
V-Bass はディバイデッド・ピックアップの取り付
け状態によって音質が大きく変化します。
お使いのベースの弦数やスケール長といった情報
を設定することで、安定した音質を得られるように
設計されています。
「第1章 音を出す」の手順に従い、GK セッティン
グの各パラメーターを正しく設定してください。
特に GK-2B の取り付け位置の設定は、わずかなず
れが音質に大きく影響します。
GK-2B はブリッジより 0 〜 50mm の範囲で取り付
け可能ですが、V-Bass の性能を最大限に引き出す
ため、15 〜 25mm の位置に取り付けていただくこ
とを推奨します。
スケールを次に示します。測定時の参考としてお使
いください。
fig1.1
● GK-2B の切り替えスイッチについて
GK-2B の切り替えスイッチは基本的に MIX の位置
でお使いください。
切り替えスイッチを BASS の位置にした場合 GK
VOL は使用できません。
(GK VOL が絞られた状態
になります。)また、GK の位置にすると BASS
INPUT 接続による入力信号がミュートされます。
● BASS INPUT への接続について
GK ケーブルを使用せずに、標準ケーブルのみで
BASS INPUT に接続した場合、 COSM BASS 機
能は使用できません。
また、同時に 2 本のベースを GK ケーブルと標準
ケーブルで接続しておくことはできません。
● OUTPUT コネクター(XLR)に
ついて
OUTPUT LEVELつまみによる音量調整はできませ
ん。
接続する機器の入力レベルに合わせて、OUTPUT
コネクター(XLR)の出力レベルを調整したい場合
は、SYSTEM の設定で GLOBAL の LEVEL を調整
してください。詳しくは「第 5 章 パラメーター・
ガイド」の SYSTEM の項をご覧ください。
● アサイン機能、EXP/GK VOL
HOLD 機能について
V-Bass では音色設定(パッチ)ごとに EXP ペダ
ルや GK VOL などの操作子に音量調節やワウ効果
などのさまざまな機能を割り当てること(アサイ
ン)ができます。また、パッチを切り換えたとき
に、現在の操作子の状態を反映する機能(EXP/GK
VOL HOLD)も備えており、工場出荷時にはこの
機能が有効になっています。
これらの組み合わせにより、パッチ切り換え時に
パッチの設定にかかわらず操作子の状態を引き継
ぐことができます。
演奏時のボリューム操作などで便利な機能ですが、
保存したパッチの状態を再現したい場合は、各操作
子に 割り当てる機 能を設定し直 すか、EXP/GK
VOL HOLD を OFF にしてください。詳しくは「第
2 章 音を作る」および「第 3 章 システムの設定を
変える」のペダルの機能の設定に関する項目をご覧
ください。
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50 mm
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