
6
操作
JP
32
リタール エンクロージャー
クーリングユニット
6.1.7
システムメッセージ
活用方法を定義する
システムメッセージは
e-
コンフォートコントロー
ラーのディスプレイに、記号
A1
〜
A20
および
E0
に
よって表示されます。
システムメッセージについての詳しい説明は、チャ
プター
」をご覧く
ださい。
ページ、図
もご参照ください。
システムメッセージ
A1
〜
A19
は、
2
つの無電位シス
テムメッセージリレーによって活用可能です。この
場合、どちらかのシステムメッセージリレーに、シ
ステムメッセージを割り当てることができます。
a 接点式システムメッセージリレー:
接続」の結線図を参照:
–
端子
3
:
NO(
ノーマル
オープン、リレー
2)
–
端子
4
:
C(
システムメッセージリレー、信号用電
圧の接続
)
–
端子
5
:
NO(
ノーマル
オープン、リレー
1)
NO
は、電圧非印加時の内容です。クーリングユニッ
トの電源が入ると、
2
つのエラーメッセージリレー
(
リレー
1
と
2)
の接点は閉じます。
これが、クーリングユニットの通常の運転状態です。
システムメッセージが発生したり電源が切れたりす
ると、すぐに該当するリレーの接点は開きます。
ソフトウェア
RiDiag II (
品番
3159.100
、アクセサリー
として入手可能
)
を使用して、エラーメッセージリ
レーのスイッチングを反転させることができます。
この場合、通常の運転状態において両方のリレー接
点が開きます。システムメッセージが発生すると、
該当するリレーの接点が閉じます。
値の入力によるシステムメッセージのプログラム
0:
システムメッセージはシステムメッセージリレー
に送られず、ディスプレイに表示されるのみ
1:
リレー
1
によるシステムメッセージの活用
2:
リレー
2
によるシステムメッセージの活用
6.1.8
マスター
スレーブ識別コードの設定
複数のクーリングユニット
(
最大
10
台
)
をネット
ワーク化する場合は、クーリングユニットの
1
台を
「マスター」、他を「スレーブ」として定義する必要
があります。そのために、ネットワーク内のクーリ
プログラミン
グ
レベル
ディスプ
レイ表示
最小値
最大値
工場出荷
時設定
エラーの種類や箇所
7
A1
0
2
0
エンクロージャードアが開いている
8
A2
0
2
0
エンクロージャー内温度が高すぎる
9
A3
0
2
0
フィルター監視
10
A4
0
2
0
周囲温度が高すぎる
/
低すぎる
11
A5
0
2
0
凍結の恐れあり
12
A6
0
2
1
PSA
H
圧力監視装置
13
A7
0
2
2
蒸発器
14
A8
0
2
1
凝縮水警告
15
A9
0
2
1
凝縮器ファンの回転が妨げられている
/
故障している
16
A10
0
2
1
蒸発器ファンの回転が妨げられている
/
故障している
17
A11
0
2
2
圧縮機
18
A12
0
2
1
凝縮器
19
A13
0
2
1
温度センサー
周囲温度
20
A14
0
2
1
温度センサー 凍結
21
A15
0
2
1
温度センサー 凝縮水警告
22
A16
0
2
1
温度センサー 内部温度
24
A18
0
2
0
EPROM
25
A19
0
2
0
LAN/
マスター
スレーブ
表
4:
リレー経由で活用可能なシステムメッセージ
アドバイス:
この設定は、ソフトウェア
RiDiag II
を
使ってのみ可能です。