Raymarine RNS-8, Manual, Page: 21 / 66

6.1 警告と注意
Important:
作業を進める前に、本書の次のセクションに記載されている警告と注意
を読み、理解したことを確認してください： p.7 — Important
information
6.2 一般的な設置場所の要件
製品の設置場所を選ぶ際には、いくつかの要素を考慮することが重要
である。
考慮すべき要素
- 換気-十分な空気の流れを確保する：
- 製品が適切な大きさのコンパートメントに取り付けられていること
を確認してください。
- 換気孔が妨げられないようにしてください。すべての機器を適切に
分離してください。
各システム・コンポーネントの具体的な要件は、本章の後半で説明す
る。
- 取り付け面-製品が安全な面に適切に支持されていることを確認してくだ
さい。容器の構造を損傷するような場所にユニットを取り付けたり、穴を
開けたりしないでください。
- ケーブル配線-ケーブルが適切に配線、支持、接続できる場所に製品が取
り付けられていることを確認してください：
- 特に断りのない限り、最小曲げ半径は 100 mm です。
- コネクタにストレスがかからないように、ケーブルクリップを使用し
てください。
- 複数のフェライトをケーブルに追加する必要がある場合は、ケーブル
の余分な重量を確実に支えるために、追加のケーブルクリップを使用す
る必要があります。
•
水の浸入-本製品は、デッキの上でも下でも取り付けられます。本機は防
水仕様ですが、雨や塩水が長時間直接かからないよう、保護された場所
に設置することをお勧めします。
•
電気的干渉-モーター、発電機、無線送信機／受信機など、干渉の原因と
なる機器から十分離れた場所を選んでください。
•
電源 - 船舶のDC電源にできるだけ近い場所を選ぶ。そうすることで、
ケーブルの引き回しを最小限に抑えることができます。
6.3 点火保護
本製品は EN ISO 8846:2017 Ignition Protection 規格の認証を受けて
います。
6.4 EMC設置ガイドライン
Raymarine®の機器およびアクセサリは、機器間の電磁干渉を最小限に抑
え、そのような干渉がシステムの性能に及ぼす影響を最小限に抑えるため
に、適切な電磁両立性（EMC）規制に準拠しています。
EMC 性能を損なわないためには、正しい設置が必要です。
Note:
極端なEMC干渉の地域では、製品にわずかな干渉が見られることがあ
ります。このような場合、本製品と干渉源との距離を離す必要があり
ます。
最適なEMC性能を実現するために、可能な限り以下のことをお勧めします：
- Raymarine®機器とそれに接続されたケーブルは
- VHF無線機、ケーブル、アンテナなど、無線信号を送信する機器やケー
ブルから1m以上離してください。SSB無線の場合は、距離を2 mにする
必要があります。
- レーダービームの経路から2m以上離れていること。レーダービームは通
常、放射素子の上下に20度広がると想定できます。
- 本製品は、エンジン始動用とは別のバッテリーから供給されます。これ
は、エンジン始動に別のバッテリーを使用しない場合に発生する不規則な
動作やデータの損失を防ぐために重要です。
- Raymarine®指定のケーブルを使用します。
- ケーブルは、インストールマニュアルに記載されていない限り、切断し
たり延長したりしないでください。
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