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<DRC1184>
Ja
お使いになる前に
システム構成を決める
設置や操作を行う前にシステムの構成を決めてください。
本チェンジャーに装着されているコネクターパネルと付属の
SCSI ケーブルは以下の構成を想定したものです。
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搭載するドライブは 2 台
7
2台のドライブは内部でディジーチェーン接続し、付属の
SCSI ケーブルでチェンジャーと接続する。
(この構成の場合にはホストコンピュータと接続するための
SCSI ケーブル 1 本を別途用意する必要があります)
ドライブを3 台以上にする場合や、複数のSCSI バスを用い
てデータ転送速度を高めたい場合には、システム構成に応じ
たオプションケーブルやコネクターパネルが必要になりま
す。
そこで、コンフィギュレーションシート(DRM-7000:
225 ページ、DRM-3000: 226 ページ)などを用いて必
要なオプション類の確認とドライブ装着位置をあらかじめ決
定してから実際の作業に取り掛かることをお勧めします。
最低限決めておくべきことは以下の項目です。
¶
ドライブの台数、種類と装着位置(DRM-7000 におい
て 9 台以上のドライブを装着するには増設電源ユニット
が必要です)
¶
コネクターパネルの装着位置(内部ディジーチェーン接
続用とドライブ直結用があります)
¶
それぞれのドライブの SCSI-ID(同一の SCSI バス上で
ID が重複してはいけません)
¶
コネクターパネルから各ドライブへのケーブル接続方法
¶
どのドライブをターミネートするか(SCSIバスの終端と
なるドライブのターミネートスイッチは ON にする)
195 ページに「SCSI ケーブルの接続例」がありますの
で、参考にしてください。
標準搭載している電源ユニットはリアベイの Bay#1 〜
#8 に供給可能なものです。
この 8 台分のドライブの消費電流は合計で
DC +5V 12A 以下
DC +12V 8A 以下
になるようにしてください。
なお、一つのコネクタから供給可能な電流は
DC +5V 最大 4A
DC +12V 最大 4A
です。
また、DRM-7000 はオプションの増設電源ユニットを
追加することによりリアベイの Bay#9 〜 #16 でドライ
ブを使用することができます。
この場合の上側 8 台分のドライブの消費電流および一つ
のコネクタから供給可能な電流は、下側 8 台分(Bay#1
〜 #8)と同様です。
ご注意:
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当社のオプション製品以外は絶対に使用しないでくだ
さい。
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電源を入れ直す場合は、電源を切ってから 10 秒以上
間隔をあけてから行ってください。
搭載するドライブが少ないときは、電源スイッチを
OFFにしてもしばらくの間電源が切れないことがあり
ます。
オプション製品について
本チェンジャーは、お客様の仕様に合わせて以下のような各
種コンポーネントを別途購入する必要があります。
最大可能搭載台数はコンポーネントごとに異なりますので、
詳しくは使用するコンポーネントの取扱説明書をご覧くださ
い。
50 枚ディスクマガジン
50 枚ディスクマガジンは、チェンジャー内部でのディスク
の保管場所となります。50 枚ディスクマガジンにはロック
タイプとノーマルタイプの2種類があり、自由に組み合わせ
て使用することができます。
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50 枚ディスクマガジン(ロックタイプ)
[DRM-AL751]
チェンジャーに装着しないとロック機構が解除されない
ため、メールスロットを使ってディスクの交換をします。
「オフラインメディア管理機能(183 ページ参照)」をサ
ポートしたホストコンピュータと共に用いる場合に有効
です。
出荷時に50枚のディスクを挿入済みのマガジンもありま
す。
DVD-R 50 枚入りディスクマガジン [DVM-AL751]
Summary of Contents for DRM-3000
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