Pentax TS2V114E Operating Instructions Download Page 1

自動絞り付きフィッシュアイバリフォーカルレンズ

 

取扱説明書

品名

このたびはPENTAX CCTVレンズをお買上げいただきありがとうござ
います。ご使用の前にこの取扱説明書を必ずお読みいただき、正しくお使いく
ださい。お読みになった後は、いつでも見られるところに保管してください。

レンズを安全にお使いいただくために

この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、下記マー
クの内容については特に注意をしてお使いください。

取扱い上のご注意

レンズボディの汚れを落とすために、シンナーやアルコール、ベン
ジンなどの有機溶剤を使用しないでください。

レンズ面に付いたゴミや汚れは、ブロワーやきれいなレンズブラシ
で取り除いてください。指紋や油がついたときは、市販のレンズク
リーニングペーパーにレンズクリーニング液をしみ込ませ、レンズ
中心部から周辺部に向け渦巻状に軽く拭き取ってください。

接続ケーブルは、「自動絞り用ケーブルの接続」をご覧になり正し
く接続してください。

レンズは精密光学機器です。落下・強い振動・衝撃・圧力などを加
えないでください。

ホコリ・有害ガス・水分・塩分などがかからないようにしてくださ
い。故障の原因になります。

レンズの取付け・光軸調整

取付け前にカメラのマウントをご確認ください。このレンズはCSマ
ウントですので、Cマウントカメラにはご使用になれません。
カメラによってはCマウント、CSマウントの切換えが可能なものも
ありますので、カメラの取扱説明書をご覧ください。

取付け及び位置調整

① レンズを時計方向にねじ込んでください。
② 3本のシフトロックネジを緩めてください。
③ レンズを更に時計方向に止まるまで回し、しっかり取り付けます。
④ そこから反時計方向に

340

°の範囲で位置調整できますので、ご希

望の位置に合わせてください。

光軸調整

① ズームリングをフィッシュアイ側にし、モニター画面を見ながら

レンズをマウントに対し上下、左右方向にスライドさせ光軸中心
を合わせます。(図

B

② 3本のシフトロックネジを軽く止まるまで仮締めします
③ シフトロックネジを交互に締め付け、しっかりと固定します。

自動絞り用ケーブルの接続

自動絞り用ケーブルをカメラのレンズアイリスコネクターに接続します。
このレンズはDCドライブ方式です。カメラの自動絞り方式をご確認
のうえ、コネクターを接続してください。

アイリス調整

このレンズはDCドライブ方式です。自動絞りの調整はカメラの取扱
説明書をご覧ください。

バックフォーカスの合わせ方

このレンズはCSマウントにフランジバックを調整していますが、望
遠端、広角端のどちらかでピントが合わせられない場合は、カメラの
取扱説明書をご覧になり次の手順でカメラのバックフォーカスを調整
してください。
① レンズの絞りが開放になるように次の方法で入射光量を調整します。

・ カメラの電子シャッターを高速シャッターにする
・ 市販の

ND

フィルターでレンズ前面を覆う

② なるべく遠い被写体を写してください(10m以上推奨)。
③ ズームを望遠端[WIDE]に、フォーカスを無限端[FAR]

にし、カメラのバックフォーカスを調整しピントを合わせます。

④ ズーム全域(特にWIDE端、FISHEYE端)でレンズ側の

フォーカス調整を行い、ピント合わせが可能か確認してください。

マークについて

本体側面に

CE

マーク表示のあるレンズは、

EU

(欧州連合)における

EMC

指令に関する規格

EN50130-4

及び 

EN55022

に適合しています。

アフターサービス

修理についてはお買い上げの販売店にご相談ください。

商品構成

・レンズ本体    ・前キャップ  ・後キャップ
・取扱説明書

外観図

主な仕様

警告

注意

この表示の欄は、「使用者が重大
な障害を受ける可能性があるこ
とを示す」内容です。

この表示の欄は、「使用者が軽傷
または中程度の障害を受けたり、
物的損害の可能性があることを
示す」内容です。

は、禁止事項を表すマークです。

は、注意を促すためのマークです。

警告

レンズ単体を通し、目で直接太陽を見ないでください。
失明の原因になります。
本製品を分解したリ、修理、改造しないでください。
火災、感電、故障の原因になります。
万一、煙が出る、臭いがする、あるいは発熱している場合、
そのまま使用すると火災、感電の原因になります。
接続ケーブルを傷付けたり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ
張ったりしないでください。火災、感電、故障の原因になります。

注意

レンズをカメラから外した状態で、直接日光の当たる場所
に置かないでください。火災の原因になることがあります。
レンズの取付けはしっかりと締め付けてください。
締め付けが緩むと、落下してけがの原因になることがあります。
振動や衝撃のある場所に設置しないでください。締め付け
が緩むと、落下してけがの原因になることがあります。

TS2V114E

 

ピン番号

線色・仕様

JEITA

 EIAJ RC-5204

格準拠コネクター付き。

 

社団法人電子情報技術

産業協会

1

 

青・制動コイル

-

2

 

赤・制動コイル

+

3

 

白・駆動コイル

+

4

 

緑・駆動コイル

-

画面サイズ

1

3

マウント

CS

 

焦点距離

1.6mm

3.4mm

 

絞り範囲

F1.4

F64

至近距離

0.5m

 

駆動コイル抵抗

200

Ω±

10

%(

25

℃)

制動コイル抵抗

700

Ω±

10

%(

25

℃)

開方向作動電圧

4

 

以下

閉方向作動電圧

0.5

 

以上(スプリング式)

作動温度範囲

20

℃~+

50

図A

図B

ENGLISH ON THE BACK

H O Y A 株式会社

P E N T A X   イ メ ージ ング ・ システム事業部  セキ ュ リ テ ィ ー営業部

東京都板橋区前野町

2

丁目

36

9

号  〒

174-8639

Tel.03-3960-0336

  

Fax.03-3960-0337

3170100-Z2-1 (J)  S3095021

Summary of Contents for TS2V114E

Page 1: ...合は カメラの 取扱説明書をご覧になり次の手順でカメラのバックフォーカスを調整 してください レンズの絞りが開放になるように次の方法で入射光量を調整します カメラの電子シャッターを高速シャッターにする 市販のNDフィルターでレンズ前面を覆う なるべく遠い被写体を写してください 10m以上推奨 ズームを望遠端 WIDE に フォーカスを無限端 FAR にし カメラのバックフォーカスを調整しピントを合わせます ズーム全域 特にWIDE端 FISHEYE端 でレンズ側の フォーカス調整を行い ピント合わせが可能か確認してください マークについて 本体側面にCEマーク表示のあるレンズは EU 欧州連合 における EMC指令に関する規格EN50130 4及び EN55022に適合しています アフターサービス 修理についてはお買い上げの販売店にご相談ください 商品構成 レンズ本体 前キャップ 後キャッ...

Page 2: ...ust the back focus of the camera by the following method referring to the Operating Instructions of the camera Fully open the iris by either of the following methods Set the auto electronic shutter of the camera to On Cover front of the lens with a ND filter according to the prevailing lighting conditions The brighter the lighting conditions a higher ND factor is required Observe an image of a dis...

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