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取扱説明書

F39-PTG

© 

OMRON Corporation  

       All Rights  Reserved .

2015

セーフティライトカーテン形F3SG用

レーザポインタ

■レーザ機器に関しては使用される国によってレーザ安全対策が規定されています。

 国内で使用される場合、海外で使用される場合にわけて説明します。

(1) 国内で使用する場合

  JIS C6802規格で、レーザ製品のクラスに応じて使用者が行わなければならない安全

  予防対策が規定されています。

  形F39-PTGは、本規格に定めるクラス2に分類されます。

(2) 米国で使用する場合

  本製品は、米国のレーザ規制FDA(Food and Drug Administration の規制)を受けます。

  外国への輸出など詳細については、別途お問い合わせください。

FDAの技術基準に従ったラベルを添付しておりますので、米国で使用の際は、下図参照の

うえ形F39-PTGの警告説明ラベルを付属品のFDAラベルに貼替えてください。

貼替え位置は、下図を参照し、正しく貼ってください。

  レーザに関するラベル表示

形F39-PTGに右図のラベルが貼られています。

ています。

レーザに関するラベル類

このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。

ご使用に際しては、次の内容をお守りください。

・この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しくご使用ください。

・この取扱説明書はいつでも参照できるように大切に保管ください。 

●警告表示の意味

●警告表示

●図記号の説明

警告

正しい取扱いをしなければ、

この危険のために、軽傷・中程度の

傷害を負ったり、万一の場合には重症や死亡にいたる恐れがあ

ります。また、同様に重大な物的損害をもたらす恐れがあります。

警告

●レーザ光線

レーザ光線の危険の可能性を注意する通告に用いる。

●分解禁止

機器を分解することで感電などの障害が起こる可能性がある

場合の禁止通告に用いる。

(3) 米国を除く諸外国で使用する場合

  ・国内および米国以外の地域については、警告

 

説明ラベルを付属品の英文ラベルに貼替えて

 

ください。

  ・ヨーロッパでの使用については、EN60825-1が

 

あり、規定が異なります。

 

本製品はEN60825-1(IEC60825-1)に定める

 

クラス2に分類されます。

レーザ放出開口ラベル

警告ラベル

証明ラベル

■取扱い上の注意

・形F39-PTGは可視光レーザを放射します。直接見つめないでください。

 レーザビームの光路を終端するようにご使用ください。

  終端材は反射の少ないつや消し塗装面が最適です。

  光路に鏡面反射体がある場合は、反射光路に対してビームを閉じこめるようにしてください。

  解放して使用しなければならない場合、光路は目の高さを避けるようにしてください。 

以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず守ってください。

1. 引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。

2. この製品は分解したり、修理、改造をしないでください。

3. 製品を落下させないで下さい。

4. 取り付け前に、取付バンドにキズやひび割れがないことを確認してください。

5. 取り付け前に、取付バンド保持用ねじが緩んでいないことを確認してください。

6. 電池の+(プラス)、−(マイナス)を正しく入れて下さい。

7. 電池交換後は、確実にフタが閉まっていることを確認してください。

8. 使い切った電池はすぐに機器から取り出してください。

  また、長時間使用しない場合は本体から電池を取り出してください。 

9. 取り付ける際、手を挟まないよう十分注意してください。

10. 使用している国の該当する廃棄物処理規則に従って廃棄してください。 

1.

下記の設置場所では使用しないでください。

 ・水のかかる場所では使用しないでください。

2. 電池について

  ・新旧、異銘柄、異種電池を混用しないでください。

  ・電池を充電、ショート分解、過熱、半田付け、火中へ投入しないでください。

  ・電池を誤飲した場合には速やかに受診し、医師の指示に従ってください。

  ・電池には強アルカリ性の溶液もしくは有機溶剤系の電解液が含まれており、

  目に入ったときは失明などの障害のおそれがあります。

  多量の水道水などで充分に洗った後、すぐに医師の治療を受けてください。

3. 取り扱いについて

  ・電池を交換する際は、必ずスイッチがOFFしていること確認してください。

  ・形F39-PTGを使用しないときは、スイッチをOFFしてください。

4. 清掃時について

  ・シンナー、ベンゼン、アセトン、灯油類は表面を溶かしますので、避けてください。

■定格/性能

形式

項目

電池寿命

SR44:連続約10時間、 LR44:連続約6時間

付属品

*1.  スパッタ保護カバーを付けた状態でご使用いただけます。

*2.  使用する電池により寿命は異なります。

電源電圧

適合センサ

電池

光源

スポット径(代表値)

周囲温度

周囲湿度

DC4.65V あるいは DC4.5V

ボタン電池(SR44またはLR44)x 3個

赤色半導体レーザ(波長650nm、1mW以下、JISクラス2、

IEC CLASS 2、FDA CLASS II)
6.5mm(10mにて)
動作時:0〜40℃

保存時:-15〜60℃(ただし氷結・結露しないこと)

動作時、保存時: 35〜85%RH(ただし結露しないこと)

レーザ規格関連ラベル(EN:1枚、FDA:3枚)

取扱説明書、六角レンチ

材質

レーザモジュール部ケース:アルミ、 取付バンド:NBR

取付部:アルミ、ステンレス

重量

形F39-PTG

形F3SG

約240g(梱包状態)

■使用方法

形F39-PTGは粗調整を目的としています。

粗調整とは、セーフティライトカーテンを設置する際、おおよその取りつけ位置を

調整するもので、これだけで光軸調整が可能になるものではありません。

粗調整後、必ずセーフティライトカーテンのユーザーズマニュアルに従い、

セーフティライトカーテンの受光レベル表示灯などによる光軸調整を行ってください。

(*2)

(*1)

レーザ光を見つづけると視力障害を起こします。

決してビームをのぞき込まないでください。

分解すると、レーザ光がもれ出し視力障害を起こす恐れが

あります。

分解しないでください。

安全上の要点

安全上のご注意

使用上のご注意

レーザ安全について

(1) レーザモジュールの電源を入れます。

電源ボタンを押すとレーザが照射されます。

スパッタ保護カバーを付けた状態で

ご使用いただけます

(4) F39-PTGを取り外し、電源を切ります。

(5) 必要に応じて下部に対しても(1)〜(4)の粗調整を行い、取付金具を仮固定します。

(6) 受光器(または投光器)についても同様に(2)〜(4)の光軸粗調整を行います。

■電池の交換方法

(2) フタを外します。

(4) フタを締めます。

止めネジ

レーザモジュール

+極

−極

電池の向き

形F39-PTGが落ちないことを確認してください。

製品とレーザポインタの光軸の左右のずれは粗調整に影響ありません。

取付バンドが破損した場合は交換用取付バンド : F39-PTG-RUB(別売)を

ご使用ください。

(3) 向きに注意し3個の電池を挿入します。

(5) レーザモジュールを取り付け、同梱の六角レンチにて止めネジを締めます。

(推奨トルク0.15〜0.20N・m)

(1) 同梱の六角レンチにて止めネジを緩め、

レーザモジュールを取り外します。

(2) 形F3SGの投光器(または受光器)上部に形F39-PTGを取り付け、ゴムバンド

で固定します。

(3) 対向する受光器(または投光器)の上部中心付近にレーザー光が照射されるよ

うに粗調整を行います。調整後、上部の取付金具を仮固定します。

ご承諾事項

       

 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いまして、次に

掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品をこれらの用途に使用される際

には、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。ただし、次に掲げる用途であって

も当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。

(a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇宙設備、鉄

道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、その他生命・身体に危険が及び

うる用途)

(b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転

システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途など)

(c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被る設備、

電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)

(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途

*(a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下同

じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には利用しないで下さい。自動車搭載

用商品については当社営業担当者にご相談ください。

*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等最新版

のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。

v 2014年7月

A

●その他のお問い合わせ

納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社
担当オムロン販売員にご相談ください。
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クイック

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 ■営業時間:8:00〜21:00   ■営業日:365日

●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。

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055-982-5051

 

/

 

www.fa.omron.co.jp

レーザー放出開口ラベル

証明ラベル

警告ラベル

電源ボタン

取付バンド

取付バンド

保持用ネジ

レーザ放出開口部

取付穴

レーザモジュール取付時、電源ボタン

がセンサ取付面から飛び出さず、フタ

面が取付金具凹面と同じ位置になる

ように設置してください。

取付金具凹面

フタ面

センサ取付面

* 4 3 6 6 9 0 7 - 3 B *

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