(J)
11
SET-HD100
4. 操作
計測角度を保証するために、自己校正を行ないます。自己校正を行なうことにより、スケール
ユニットとヘッドユニットの取付けによる計測誤差を補正することができます。スケールユニッ
トとヘッドユニットを回転ステージに取付けた際は、自己校正を実行してください。また、外
気温の変化など、精度に影響を与える要素が生じた場合も、定期的に自己校正を行なってくだ
さい。
校正値データは電源を OFF にしても保存されます。電源を ON して原点検出を行なうと、保
存された校正値データを自動的に読み出し、計測角度の補正に適用することができます。
注意
・ 電源を ON する前に、取付と接続が完了していることを確認してください。
操作の流れ
電源投入
↓
LED 確認
↓
原点検出
↓ ( 原点検出作業により、初期または前回の校正値データが読出されます。)
校正実行 ※自己校正を実行する場合のみ
4-1. 自己校正を実行して行なう計測
1
電源投入
インターポレータユニットリアパネルの電源スイッチを ON にします。
システムに電源が投入されます。
2
LED 確認
インターポレータユニットフロントパネルの POWER / STATUS / CONFIG / SENSOR (1
〜 6) の LED が緑点灯していることを確認します。
注意
電源投入直後は全 LED が橙点灯します。STATUS の LED は、一度消灯した後に緑点灯
します。
3
原点検出
回転ステージを 1 〜 10 min
-1
の速度で、CW 方向に 2 周以上回転させます。(CW 方向は「9.
外形寸法図」参照 )
原点が検出されると MODE の LED が橙点灯し、その後緑点灯に変わります。
注意
CCW 方向 (CW 方向と逆の方向 ) に回転させた場合は、原点は検出されません。必ず
MODE の LED が橙点灯に変わったことを確認してください。
参考
原点検出操作を行なうことにより、初期または前回の校正値データを読出し、そのデータ
を用いて自動的に補正した角度データを出力することができるようになります。
Summary of Contents for SET-HD100
Page 10: ...ii J SET HD100 9 外形寸法図 23 9 1 ヘッドユニット スケールユニット 23 9 2 インターポレータユニット 25 ...
Page 25: ... J 15 SET HD100 梱包袋 キャリーケース 接続ケーブル CS03 05 クッション 4 心出し治具 収納 5 接続ケーブル 収納 心出し治具 ...
Page 26: ...16 J SET HD100 キャリーケース バンド ロックする バンドで固定 6 蓋を閉めてロック 収納完了 7 ...
Page 32: ...22 J SET HD100 8 7 接続ケーブル 項目 仕様 コネクタ 本多通信工業製 PCR E68FA 両端 ケーブル長 5 m ...
Page 35: ... J 25 SET HD100 9 2 インターポレータユニット 110 118 210 298 単位 mm ...
Page 36: ...26 J SET HD100 ...
Page 69: ...SET HD100 E 25 9 2 Interpolator Unit 210 110 118 298 Serial No Unit mm ...
Page 70: ...SET HD100 26 E ...
Page 71: ......