PROG P2: OSC/Pitch 2–3: OSC1 Pitch
23
ピッチ
EG
と
AMS
2–3c: Portamento
ポルタメントは、異なるノート間のピッチの変化を滑らかにし
ます。
Enable
[Off, On]
On
(チェックする)
:
ポルタメントがかかり、次の音への移行が滑
らかになります。
Off
(チェックしない)
:
ポルタメントはかかりません。これは初
期設定です。
Fingered
[Off, On]
奏法に合わせてポルタメントをコントロールできます。チェッ
クすると、レガート奏法で弾いたときにポルタメントがかかり、
音を分離して弾くとポルタメントがかかりません。
ポルタメントの
“Enable”
をチェックしているときに有効です。
On
(チェックする)
:
レガート奏法時にポルタメントがかかりま
す。
Off
(チェックしない)
:
弾き方に関係なく常にポルタメントが
かかります。
Mode
[Rate, Time]
Rate
:
例えばオクターブごとに
1
秒など、一定の距離(音程)に対
して常に同じ時間で移行します。半音の距離で移行にかかる時
間よりも、数オクターブの距離で移行する時間のほうが長くか
かります。
Time
:
ある音から次の音へ移行するときにかかる時間が、音と
音の距離(音程)に関係なく常に一定になります。コード進行を
弾くときに、和音内の各音の移行時間がどれも同じになるので
便利です。
Time
[000...127]
ポルタメントの時間を設定します。値が大きいほどゆっくり移
行します。
0
に設定すると、ポルタメントの
”Enable”
がオフの場合
と同じで、その音高に即座に移ります。
ポルタメントの
”Enable”
がチェックされているときに有効です。
SW1
、
SW2
へのポルタメント・オン/オフのアサイン
2
つのアサイナブル・スイッチ
[SW1]
、
[SW2]
を使って、ポルタメ
ントのオン/オフが行えます。
次の手順で機能をアサインします。
1.
Prog P1: Basic/Controllers– Controllers Setup
ページを表示
します。
2.
Panel Switch Assign
の
“SW1”
または
“SW2”
を
Porta.SW
(
CC#65
)
に設定します。
これで、該当スイッチでポルタメントをオン/オフできるよ
うになります。
SW1/2
にポルタメントをアサインすると、操作のたびに
MIDI
ポルタメント・コントローラー
#65
が送信されます。また、
MIDI
コントローラー
#65
を受信するとポルタメントをオン/
オフできます。
2–3d: LFO1/2
LFO1
と
LFO2
でピッチを周期的にコントロールします。各
LFO
の
モジュレーションの強さは、次の
3
種類の方法で設定します。
•
“LFO1 Int.”
、
“LFO2 Int.”
で
LFO
モジュレーションのインテンシ
ティを設定する。
•
“JS+Y Int.”
で
JS+Y
操作時の
LFO
の量を調節する。
•
任意の
AMS
ソースで
LFO
の量を調節する。
結果が加算されて全体の
LFO
効果の深さになります。
LFO1
LFO1 Int. (LFO1 Intensity)
[–12.00...+12.00]
OSC1 LFO1
によるピッチ・モジュレーションの深さと方向を設
定します。
“JS+Y Int.”
や
“AMS”
によるモジュレーションが加わる
前の設定になります。
12.00
で最大
±1
オクターブ変化します。
−の値のとき、
LFO
は逆相になります。
JS+Y Int. (LFO1 JS+Y Intensity)
[–12.00...+12.00]
ジョイスティックを
+Y
方向(奥)へ傾けたとき(または
CC#1
を受
信したとき)の
OSC1 LFO1
によるピッチ・モジュレーションの深
さを設定します(ジョイスティックの
+Y
方向でのコントロール
を「
JS+Y
」と呼びます)。
このパラメーターは
JS+Y
によって加えることができる
LFO
モ
ジュレーションの最大量を設定します。
この値が大きいと、ジョイスティックを
+Y
方向(奥)へ傾けたと
きに得られる
OSC1 LFO1
によるピッチ・モジュレーションが深
くなります。
12.00
にすると最大
±1
オクターブのピッチ・モジュ
レーションがかかります。−の値のとき、
LFO
は逆相になります。
上記の
“LFO1 Int.”
での効果をこのパラメーターで、減少させるこ
ともできます。
例:
1.
“LFO1 Int.”
を
+7.00
に設定します。
とても強いピッチ効果がかかり、完全
5
度までベンドします。
2.
“JS+Y Int.”
を
–7.00
に設定します。
ジョイスティックを
+Y
方向(奥)へ傾けると、
LFO
による効果
が薄らいでいきます。いっぱいまで倒すと、
LFO
はお互いに差
し引いた状態になりモジュレーションがかかりません。
ピッチ変化
ピッチ変化
B. Intensity = +6.00
(AMS Intensity)
A. Pitch EG Intensity
による効果(
+6.00
)
C. Intensity =
−
3.00
(AMS Intensity)
D. Intensity =
−
12.00
(AMS Intensity)
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