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X582215 Ver.4.0
取扱説明書
Ver. 4.0
調整式ショックアブソーバ
KSHPシリーズ
コガネイ製品をお買い上げいただきありがとうございます。
ご使用の前に、
この説明書をよくお読みいただき、正しくご使用ください。尚、
この取扱説明書は大切に保管してください。
一般注意事項
水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所に取り付けるときは、
カバーなどで保護してください。ピストンロッドへの水、油、粉塵の付
着、打痕や擦り傷により破損したり、寿命が短くなります。
取付け
1.
ショックアブソーバは、ピストンロッドの中心で負荷を受け偏心
荷重がかからないように取り付けてください。偏心荷重がかかる
と破損および復帰不良の原因となります。
2.
ショックアブソーバを2個以上並列に取り付けて、吸収能力を上
げるような使用方法は可能です。但し、各ショックアブソー
バが均等に負荷を受ける様に調整してください。
3.
樹脂キャップ付、
ラバーキャップ付を使用する場合は、
ストロークエ
ンドでキャップに荷重がかからないようにストッパナット
(-S)
を取り
付けるか、外部ストッパを設けてください。
なお、樹脂キャップ付はストッパナット
(-S)
または、外部ストッパ
がなくても使用できますが、長期間使用しますとキャップの変形
や摩耗により停止位置が変わります。
4.
揺動衝突の場合に、荷重方向とショックアブソーバの軸線とがな
す偏角度は、K S H P 1 4×1 2( 外 径 M 1 4 )以 下では1 °
以 下 、
KSHP16×15(外径M16)以上では3°
以下としてください。
5.
ラバーキャップ付は、偏角度や揺動衝突などの横負荷がかかる
使用の場合は、先端ラバーが外れたり、破損する可能性がありま
すのでご注意ください。
6.
ショックアブソーバを取り付ける場合、下記の最大締付トルクを
守って取り付けてください。それ以上の力で締め付けると破損す
る可能性があります。
吸収能力の調節
1. KSHP10
〜
KSHP42
の場合は、
調整ノブの赤マークを目盛
の6に合わせてください。
KSHP6,KSHP8
の場合は、本体のキ
ー溝に目盛の6を合わせてください。
2.
衝突の瞬間の衝撃が大きい場合や、フルストロークするまでの
時間が長い場合は、徐々に目盛の数を小さくしてください。
3.
調整が終了したら、必ずロックねじを締め込んで調整ノブを固
定してください。
(
KSHP6,KSHP8
を除く)
7.
ショックアブソーバ のピストンロッドに直接当たる面の硬度は
HRc40以上にしてください(樹脂キャップ付、ラバーキャップ付
は除く)。
8.
使用温度により、能力および特性が変わりますのでご注意くだ
さい。
9.
ラバーキャップは消耗部品です。使用状況により寿命が異なり
ますので、状況に合わせて交換してください。
※その他、
詳細な仕様および注意事項に関してはカタログを参照してくだ
さい。
※特殊仕様の場合、仕様やストローク寸法など標準品と異なりますの
で、必ず図面にて確認してください。
※製品に関するお問い合わせは最寄りの弊社営業所または、下記技術
サービスセンターへお問い合わせください。
N
・
m
ねじサイズ
最大締付トルク
M6
×
0.75
0.85
M8
×
0.75
、
M8
×
1
2.5
M10
×
1
6.5
M12
×
1
8.0
M14
×
1.5
12.0
M16
×
1.5
20.0
M18
×
1.5
25.0
M20
×
1.5
30.0
M25
×
1.5
42.0
M30
×
1.5
60.0
M36
×
1.5
72.0
M42
×
1.5
85.0
形式
記号
A
B
KSHP16
〜
18
1.3 M2.5
×
0.45
KSHP20
〜
42
1.5 M3
×
0.5
KSHP10
〜
14
用
KSHP16
〜
42
用
●ロックねじの寸法(mm)
A
M2×0.4
0.25
B
目盛0〜6
最大吸収能力時:目盛6
最小吸収能力時:目盛0
目盛0〜6(調整ノブ)
最大吸収能力時:目盛6
最小吸収能力時:目盛0
調整ノブ
本体のキー溝
キー溝に目盛を合わせて調整
赤マーク
赤マークを目盛に合わせて調整
ロックねじ
KSHP6,KSHP8
の場合
技術サービスセンター
TEL<042>383-7172
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