Dräger Scio Four, Manual, Page: 231 / 258

取扱説明書 （補足） Scio Four モ ジ ュ ール 231
日本語
メ ン テナ ン ス用語の定義事項
点検
点検は、 下記のガ イ ド ラ イ ン に従 っ て、 指定 さ れた間隔で定期
的に実施 し なければな り ません。
ご希望に応 じ て技術資料を ご提
供致 し ます。
安全点検について
安全点検は、 メ ー カ ーに よ っ て推奨 さ れる定期点検の手段 （消
耗パーツの予防のための交換を含む） に代わる も のではあ り ま
せん。
1
付属する文書を確認 し て下 さ い。
– 取扱説明書が参照で き る状態であ る こ と 。
2
ガス モ ニ タ ーの状態が良い こ と を確認 し て下 さ い。
– ラ ベルが完全で、 明瞭に読める こ と
–
以下のパーツ に目に見え る損傷がない こ と ：
ハウジ ン グ
外部電源 と 電源ケーブル
ウ ォ ー タ ー ト ラ ッ プ
ウ ォ ー タ ー ト ラ ッ プ ホルダー、 特に
O
リ ン グ
サン プル ラ イ ン
ガス排出ポー ト
電源
LED
3 IEC 62353
に準拠する電気的安全性について確認 し て下 さ い。
4 認定 さ れた テ ス ト ガス濃度に基づいてガス測定の精度を確認
し て下 さ い。
–
麻酔ガス測定
Scio Four
および
Scio Four Oxi
のみ ：
2 Vol%
デス フ ルラ ン
精度
±0.50 Vol%
Scio Four plus および Scio Four Oxi plus のみ ：
1 Vol% イ ソ フ ルラ ン
1 Vol% セボ フ ルラ ン
精度 ±0.35 Vol%
– N
2
O
測定
Scio Four
および
Scio Four Oxi
のみ ：
60 % N
2
O
精度
±6.8 Vol%
Scio Four plus および Scio Four Oxi plus のみ ：
70 % N
2
O
精度 ±7.6 Vol%
– CO
2
測定、
5 Vol%
精度
±0.83 Vol%
5 O
2
測定の精度を確認 し て下 さ い ：
–
外気
21 Vol%
精度
±3 Vol%
6 ガス モ ニ タ ーのサン プ リ ン グ率を確認 し て下 さ い。
–
精度
200 ±20 mL/min
7 ガス モ ニ タ ーの リ ー ク を確認 し て下 さ い。
– –200 hPa (cmH
2
O)
での リ ー ク
– <20 hPa/min (cmH
2
O/min)
定期点検
用語 定義
メ ン テナ ン ス 医療機器の機能状態を維持 し 、 修復する
ためのあ ら ゆる手段 （点検、 定期点検、
修理）
点検 医療機器の現状態を検査 し 、 評価する た
めの手段
定期点検 医療機器の機能状態を維持する ための指
定 さ れた定期的な メ ン テナ ン ス手段
修理 装置不具合が生 じ た際、 医療機器の機能
状況を修復する ための手段
確認 間隔 実施する ス タ ッ フ
点検 と 安全確認
1)
1)
指定内容は ド イ ツ連邦共和国内に適用 さ れます。 オース ト リ ア連邦共
和国の 「安全点検の反復」 に対応 し ています。
12 ヶ 月ご と サービ ス ス タ ッ フ
警告
装置不具合の危険性があ り ます。
安全点検が定期的に実施 さ れていない と 、 本医療機器が正常
に機能 し な く な る可能性があ り ます。
指定 さ れた間隔で安全点検を実施 し て下 さ い。
注記
ガス測定の精度が適切であ る こ と を確認する ためには、 新 し
い乾いたウ ォ ー タ ー ト ラ ッ プ と サン プル ラ イ ン を使用 し て下
さ い。
注記
ガス測定の精度を確認する 1 0 分以上前に、 ガス モ ニ タ ーを操
作モー ド にする必要があ り ます。
注意
装置損傷の危険性があ り ます。
10A
のテ ス ト 電流を保護接地線の抵抗試験に使用する と 、 医
療機器が損傷する恐れがあ り ます。
テ ス ト が
200mA (DC)
でのみ実施 さ れる よ う に、 テ ス ト 前に試
験装置を設定 し て下 さ い。
注記
電源供給ユニ ッ ト の電源 ソ ケ ッ ト にのみ保護接地線を接続 し
て下 さ い。
注記
麻酔ガス を排出する ために、 装置を排出シ ス テムに接続 し て
下 さ い。
警告
正常でない コ ンポーネ ン ト に よ る危険性があ り ます。
コ ン ポーネ ン ト の損傷や材質疲労に よ っ て装置不具合が生 じ
る可能性があ り ます。
すべての コ ンポーネ ン ト の正常な操作を維持する ために、 指
定 さ れた間隔で装置の点検 と 定期点検を行 う 必要があ り ます。
警告
感電の危険性があ り ます。
メ ン テナ ン ス作業を行 う 前に、 すべての電気的接続を電源か
ら 外 し て下 さ い。