コメット 株式会社
〒336-0026 埼玉県さいたま市南区辻 4-18-2
TEL 048-839-3131 ㈹ FAX 048-839-3136 http://www.comet-ant.co.jp
性能向上のため、予告なく外観・仕様を変更することがあります。
HB9CV type Beam antenna
for 50
~
52MHz
MODEL
CA-52HB
お買い求めいただきまして誠にありがとうございます。
安全にお使いいただくために!
ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。
この取扱説明書は、必要なときにご覧になれるように大切に保管しておいてください。
【 仕様・規格 】
● 周 波 数
● 耐 入 力
● インピーダンス
● V. S W R
: 1.8~以下(50~52MHz)
● コ ネ ク タ ー
: M-J 型
: 50~52MHz
設置上の注意
電波防護指針に従って安全な場所にアンテナを設置してください。
取付ネジ・金具類はしっかり締め付け固定し防水処理などを施してください。
固定が悪い場合は、振動や強風などで緩み落下事故などの原因になることがあります。
設置時の部品落下やケガに注意してください。
高圧電線や鉄塔・建造物など近くに障害物のない場所に設置してください。
近くに障害物があると、誘導雷で焼損したり性能低下やSWRが悪化することがあります。
●
●
●
● 利 得
: 6.3 dBi
● F/B(前後)比
:
24 dB 以上
SWR
※ コネクターの接続部は、防水のため
自己融着テープを約2倍程度に引き
伸ばしながら巻き付け、ビニール
テープを上に巻いて防水処理をして
ください。
4th edition.
取扱い・運用上の注意
!
●
接続ケーブルのコネクターが、アンテナのコネクターと勘合することを確認してください。
違う種類ですと接続できなかったり、破損する場合があります。
● 耐 風 速
: 瞬間最大風速 30m/s
● 受 風 面 積
: 約 0.054 ㎡
: 約 0.79m
● 全 幅
● 質 量
● 回 転 半 径
: 約 910g(アンテナ本体)
: 約 1.54 m
: 最大値 約 2.97m
● ブーム 全長
● 支柱取付対応径 : Φ25 ~62 (mm)
エレメント受け
ブーム(キャップ付)
Φ25 × 790 mm
エレメント押え
2
2
1
1
370
蝶 ナット
スプリングワッシャー
六角ナット
自己融着テープ
1
!
組み立てる前に!
☆梱包箱を開封しましたら、パーツリストにより
各部品の数量および状態を確認してください。
3.ねじ類は、すべてステンレス部品を使用していますので耐久性に優れてます。
【 特 長 】
1.このアンテナは、軽量コンパクトで
移動運用にも最適です。
2.位相差給電タイプ(HB9CV タイプ)構造を採用し、
小型で利得の高いアンテナです。
パーツリスト
エレメント(長)
エレメント(短)
Φ9.5 × 1215 mm
Φ9.5 × 1090 mm
2
中心エレメント
Φ11 × 600 mm
調 整 棒 (1)
M-J コネクター付
1
調 整 棒 (2)
コネクター無し
1
ナベ ねじ
M 3×15
4
ショート金具
4
アルミ製
フェーズライン
端子付
1
2
アルミ製
2
アルミ製
当 て 板
固定金具
ステンレス製
1
ステンレス製
角U字ボルト
M 6
1
ナベ ねじ
M 5×70
2
ナベ ねじ
M 5×25 調整棒(2)に取付済
1
ナベ ねじ
M 4×10
4
M 5 用
2
六角ナット
六角ナット
M 6 用
2
M 5 用 (調整棒に2個取付済)
2
M 4 用
4
M 3 用
4
M 6 用
2
M 5 用 (調整棒に2個取付済)
4
M 4 用
4
M 3 用
4
蝶 ナット
形状が図と異なることがあります。
中心エレメント
メインビーム方向
【 組立方法 】
1.左図のように、中心エレメントにエレメント(長)又は(短)×2本を使用し
放射器(組立長2720mm)、反射器エレメント(組立長2970mm)を組立てます。
2.下図のように、他の構成部品を順次取り付けて組み立てます。
※ お手持ちのマスト等に取り付ける場合は、当て板・固定金具と角U字
ボルト等を使用して固定します。
3.調整が済みましたら、ねじをしっかり締め付けて固定します。
【 調整方法 】
2.中心周波数を調整する場合、放射器エレメントのショート金具の位置を
可変して調整します。 内側方向へずらすと foは低くなります。(右図参照)
それでもSWRが高い場合は、反射器エレメントのショート金具位置を
調整してください。 SWRが改善することがあります。
ベランダ等、容易に手が届く範囲に設置の場合は、お子様などが送信中のアンテナに
触れることが無いよう、十分に注意してください。
●
●
ご使用中に異常と思われる現象が発生した場合には直ちに使用を中止し、アンテナの
状態を確認ください。
●
規格以上のパワーを入力、エレメントを外しての使用、エレメントを追加する改造等は
行わないでください。 破損や十分な性能が出ない原因となります。
●
雷発生時は、アンテナ及びケーブル等には触れないでください。 感電の危険性があり
ます。 また、雷発生時には無線機やアンテナ及びケーブル等が破損する場合があり
ますので機器から外したり、SWRをチェックしてください。
●
周波数調整方法
エレメント組立図
お手持ちの50Ω系
同軸ケーブル
お手持ちの
マスト・ポールや支柱
エレメント(長)
又は、エレメント(短)
エレメント(長)
又は、エレメント(短)
fo:高く
fo:低く
調整
< 要注意 >
フェーズライン両端の黒色線
端子は、ブームに接続される
よう取り付けてください。
● 電力半値幅
:
68°
ブームへの取付組立図
1.アンテナのM-J コネクターに、お手持ちの50Ω系同軸ケーブルを接続
して使用周波数のSWRを測定後、良好であればそのまま使用。
放射器エレメント
※ 反射器側ショート金具の組み立ても放射器側と同様に行ってください。
指向特性
90゜
0゜
180゜
60゜
30゜
120゜
150゜
240゜
210゜
300゜
330゜
270゜
8.0
10
6.0
4.0
3.0
2.0
1.0
15
20
20
10
1cm 当たり 約 50kHz 変化
※ 設置場所によりSWRは大きく変化しますので、SWRが高い時は設置
場所を変更してください。
2970
お手持ちの
マスト・ポールや支柱
470
メインビーム方向
反射器エレメント
放射器エレメント
750
370
2720
ショート金具
取付標準位置
ショート金具
取付標準位置
作業上の警告
屋根の上など高所作業の際には複数人で行い、落下事故やけが防止のために
安全帽・安全帯を着用し作業してください。
電線・電車架線のそば、電話線の近くや照明灯の近くでは設置作業をしないで
ください。 アンテナが倒れた時に大きな事故になります。
!
●
●
フェーズライン
黒
黒
M-J
コネクター
中心周波数調整範囲:
50.1MHz~51.4MHz
: 200W (FM)
: 50 Ω
1.8
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
50MHz
51MHz
52MHz
取扱説明書
部 品 名
図 番 ・ 規 格
数量
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
17
26
22
4
26
17
22
18
2
4
9
10
15
6
1
24
20
14
24
7
3
4
1
20
3
24
24
14
5
3
16
8
21
25
5
1
19
23
11
12
13
スプリングワッシャー
スプリングワッシャー
スプリングワッシャー
20cm ロール
中心エレメント
中心エレメント