■製品仕様
1.
水晶振動数………32,
768Hz(Hz=1秒間の振動数)
2.
精度………………平均月差±30秒(気温5℃〜35℃において腕につけた場合)
3.
作動温度範囲……−5℃〜+50℃ ただし表示機能は0℃〜+50℃
4.
表示体……………FE(電界効果)型ネマチック液晶
5.
使用電池…………小型リチウム電池SB−T55:1個
6.
電池寿命…………約2年
7.
電子回路…………発振、分周、駆動(C−MOS−LSI
):1個
※上記の製品仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
■特長
●
時刻・カレンダー機能…………時、分、秒、曜日の表示と、ボタン操作でカレンダー(月、日)を表示します。
時の表示は12時間制表示と24時間制表示が選択できます。
●
カレンダー表示機能……………「日・曜日」および「月・日」の表示が可能です。
●
フルオートカレンダー…………月末のカレンダー修正の必要がありません。2001〜2050年
■こんな表示にご注意<全点灯表示>
時刻・カレンダー合わせで「全点灯表示」になるのは、故障ではありません。ボタン
A
と
B
が同時に押された状態です。その場合は、ボタン
A
、
B
のどれかを押して、元の表示に戻し
てください。次にあらためて、上記の「操作
q
」から合わせ直してください。
■ボタンの名称と表示の切り替え
ボタン
B
ボタン
A
(時刻カレンダー合わせ)
(表示の切り替え)
ボタン
B
(表示の切り替え)
ボタン
B
ボタン
B
ボタン
B
●ボタン
B
を押すごとに次の順序で切り替わります。
時刻表示
時
日・曜日表示
月・日表示
ボタン
A
ボタン
A
ボタン
A
2〜3秒
ボタン
A
ボタン
A
ボタン
A
ボタン
A
時刻表示
「分」
「時」
「年」
「月」
「日」
12/
24時間制
時刻・カレンダー合わせ状態
曜日は、英語の頭2文字で表示します。「月・日表示」では マークが点灯します。
※どの表示からも次の操作ができます。
q
ボタン
A
を2〜3秒間押し続けて「時刻・カレンダー合わせ」状態にしてください。
※「月」と「日」の表示の近くにそれぞれ「
」「
」マークが点灯します。
e
ボタン
B
を押して合わせます。ボタン
B
を1回押すごとに点滅している所の数字が1つずつ進みます。押し続けると早く進み
ます。
12時間制の場合、マーク無し(午前)または「PM」(午後)マークで午前、午後が表示されます。
※「曜日」は自動的に計算するので、合わせる必要はありません。
r
合わせ終わったら、ボタン
A
を2〜3秒押して元の表示に戻してください。
※元の表示とは「時刻・カレンダー合わせ」表示に切り替える前の表示です。
※元の表示に戻すと、秒(表示されません)がスタートします。
詳しくは「●秒合わせ」をご参照ください。
●
秒合わせ・・・この時計は「秒」表示がありませんが「分」以下を合わせる場合には次の方法で操作してください。
q
「分」を点滅させ、次の分の数字に合わせます。
例1)現在時刻が「10時08分30秒」の場合、次の分=09分に合わせる。
例2)10時の時報に合わせる場合、9時59分になってから「10時00分」に合わせる。
w
合わせた分になったら、ボタン
A
を2〜3秒押して元の表示に戻してください。
※元の表示に戻ると合わせた分(ふん)からスタートします。
w
ボタン
A
を押して、合わせたい箇所を点滅させます。ボタン
A
を押すたびに点滅箇所が切り替ります。
■時刻・カレンダーの合わせかた
警告
注意
お客様は、時計から電池を取り出さないでください。
やむを得ずお客様が時計から電池を取り出した場合は、電池はただちに幼児の手が届かないところに保管して
ください。
万一飲み込んだ場合は、身体に害があるため直ちに医師とご相談ください。
破裂、発熱、発火などのおそれがありますので、電池を絶対にショート、分解、加熱、火に入れるなどしないで
ください。
この時計に使用している電池は、充電式ではないので、充電すると液漏れ、破損のおそれがあります。絶対に充
電しないでください。
「常温(5℃〜35℃)からはずれた温度」下で長時間放置すると電池寿命が短くなることがあります。
1.
2.
3.
1.
2.
3.
■電池について
a
電池寿命
s
最初の電池
d
電池交換
q
w
e
r
この時計は新しい正常な電池を組み込んだ場合、その後約2年間作動します。
お買い上げの時計にあらかじめ組み込まれている電池は、機能・性能をみるための
モニター用です。お買い上げ後上記の期間に満たないうちに電池寿命が切れること
がありますのでご了承ください。
電池交換は、必ずお買い上げ店または、アルバ取扱店で「アルバ専用電池」とご指名の上、ご用命ください。
電池寿命切れの電池をそのまま長時間放置しますと、漏液などで故障の原因になりますので、お早めに交換してください。
電池交換は、保証期間内でも有料となります。
電池交換等で裏ぶたを開閉しますと当初の防水性能を維持できなくなる場合があります。
電池交換の際には、お客様の時計の防水性能に合った防水検査をご依頼ください。特に10気圧以上のものは検査が必要で
す。
■液晶パネルについて
この時計の〈液晶パネル〉は、5年を過ぎますとコントラストが低下したり数字が読みにくくなります。お買い上げ店
に交換をお申しつけください。有料にて申し受けます。
■修理について
■使用上の注意とお手入れの方法
ケース・バンドは肌着類と同様に直接肌に接しています。汚れたままにしておくとサビて衣類の袖口を汚したり、
かぶれの原因になることがありますので常に清潔にしてご使用ください。
時計をはずしたときには、柔らかい布などで汗や水分を拭き取ってください。汚れも取れ、ケース、バンド、およ
びパッキンの寿命が違ってきます。
金属バンドは時々柔らかい歯ブラシなど
を使い、石けん水で部分洗いなどのお手入
れをお願いします。その際に、非防水の時
計の場合には時計本体に水がかからない
ウレタンバンドなど軟質プラスチックでできているバンドは、蛍光灯や太陽光の下に長時間放置されたり、汚れが染み
込んだりすることによって、色あせ・変色、あるいは硬くなったり切れたりする場合があります。特に半透明のウレタン
バンドは、変色などが目立ちやすく、条件によっては数ヵ月のご使用で起こり始める場合があります。湿気の多い場所
に保管したり、汗や水で濡れたまま放置しておくと、早く変色することがありますので、汚れたときは、石けん水で洗っ
てください。ただし、化学製品ですので溶剤によっては変質することがあります。
●非防水時計は、水(水道の水はね、雨、雪など)や多量の汗にご注意ください。万一、水や汗でぬれた場合には吸湿性のよ
い布などで水分を拭きとってください。
●日常生活用強化防水時計は海水中などでの使用のあと、化学薬品類を使用せず、ためた真水で洗ってください。
●回転ベゼルつきの時計の場合、ベゼル下に汚れなどがたまり、回転が重くなったりしますので清潔にしてご使用くだ
革バンドは水分を吸い取るよう
に軽く拭いてください。こするよ
うに拭くと色が落ちたり、ツヤが
なくなったりする場合がありま
・
・
・
・
・
「-
5℃〜+50℃からはずれた温度」下
では、機能が低下したり、停止する場
合があります。
この時計は常温(5℃〜35℃の範囲内)
で腕に付けた時に安定した精度を得ら
れるように調整してあります。よって
温度によって多少の進み遅れが生ずる
ことがありますが、常温にもどればも
との精度にもどります。
磁気や静電
気の影響が
あるところ
に放置しな
いでくださ
い。
強い振動のあ
るところに放
置しないでく
ださい。
極端にホコリ
の多いところ
に放置しない
でください。
薬品の蒸気が発散しているところや薬品にふ
れるところに放置しないでください。(薬品
の例:ベンジン、シンナーなどの有機溶剤、
及びそれらを含有するもの−ガソリン、マニ
キュア、化粧品などのスプレー液、クリーナ
ー剤、トイレ用洗剤、接着剤など−水銀、ヨ
ウ素系消毒液など)
温泉や防虫剤の入ったひきだしなど特殊な環
境に放置しないでください。
・
・
・
・
・
警告
・
日常生活用防水(3気圧)の時計は水の中に入れてしまうような環境での使用はできません。
・日常生活用強化防水(5気圧)の時計は、スキンダイビングを含めて全ての潜水に使用できません。
・日常生活用強化防水(10・20気圧)の時計は、飽和潜水/空気潜水には使用できません。
※
・
注意
注意
●防水性能
・時計の文字板または裏ぶたにある防水性能
表
示をご確認の上、使用可能範囲にそって正しくご
使用ください。
・水分のついたままリュウズを回したり引き出し
たりしないでください。時計内部に水分が入るこ
洗顔や雨など一
時的にかかる水
滴。
5気圧
防水
日 常 生 活
用
非
防
水
日 常 生 活 用 防 水
ケースの裏に
WATER
RESI
STANT
の表示のない時計
ケースの裏に
WATER
RESI
STANT
の表示のある時計
ケ ース の 裏 に W ATER
RESI
STANT
5・10・15・
20BARか 、 W ATER
RESI
STと マークの表
示 の あ る 時 計
10
・15
・20
気圧防水
空気ボンベを使用
しないスキンダイ
ビングや入浴。
水 滴 が つ い た
状 態 で の ボ タ
ン操作。
空 気 ボ ン ベ や ヘ
リ ウ ム ガ ス な ど
を 使 用 す る 本 格
水泳や水仕事な
ど長時間水にふ
れる場合。
×
○
○
○
×
×
○
○
×
×
×
○
×
×
×
×
×
×
○
○
注意
バンドは多少余裕を持たせ、通気性をよくしてご使用ください。
かぶれやすい体質の人や体調によっては、皮膚にかゆみやかぶれをきたすことがあります。
かぶれの原因として考えられますのは、
1.
金属・皮革に対するアレルギー
2.
時計本体及びバンドに発生した錆、汚れ、付着した汗等です。
万一肌などに異常を生じた場合は、ただちに使用を中止し医師にご相談ください。
・
・
・
・
×
×
×
●保管について
ながくご愛用いただくために、2〜3年に一度程度の点検調整をおすすめします。定期的な点検により目
に見えない部分が原因となる損傷を未然に防ぎ、より安心してご使用いただけます。保油状態・漏液の
有無・汗や水分の侵入などの点検をお買い上げ店で点検をご依頼ください。点検の結果によっては分解
掃除を必要とする場合があります。
●その他、携帯上ご注意いただきたいこと
●定期点検について
●
入浴について
バンドの着脱の際に中留などで爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。
転倒時や他人との接触などにおいて、時計の装着が原因で思わぬケガを負う場合がありますのでご注意ください。
特に乳幼児を抱いたりする場合は、時計に触れることでケガを負ったり、アレルギーによるかぶれをおこしたりする場合も
ありますので十分ご注意ください。
・
・
・
・
10気圧以上の防水の場合、時計をつけたまま入浴してもかまいませんが下記のことに注意して下さい。
時計に、石けんやシャンプーがついた状態で、リュウズ操作やボタン操作を行わないでください。
(防水機能が維持できなくなることがあります)
温水で時計が温まりますと、多少の進み、遅れを生ずることがあります。ただし、常温にもどれば精度はもとにもどります。
・
・
・
●かぶれやアレルギーについて
●
日常のお手入れ
軟質プラスチックバンド
金属バンド
皮革バンド
提げ時計やペンダント時計の場合、ひもやチェーンによって衣類や手・首などを傷つける事がありますのでご注意くだ
さい。
注意
部品(電池)交換の時は、「純正部品(電池)」とご指定ください。電池が切れたまま長時間放置しま
すと漏液などで故障の原因となりますので早めに交換をご依頼ください。
定期点検や電池交換の際にはパッキンやバネ棒の交換もあわせてご依頼ください。
・
・
バネ棒
主な表示
時
分
月
日 曜日 /
PM
時刻表示
●
●
●
日・曜日表示
●
●
月・日表示
●
●
分
曜日
日
月
日
時刻表示から「時刻・カレンダー合わせ」に切り
替えた場合の例です。
※この状態で1〜2分間操作をしないと自動
的に元の表示(時刻表示)に戻ります。
1
万一故障した場合には、お買上げ店にお持ちください。保証期間内の場合は保証書を添えてください。保証内容は、
保証書に記載したとおりですので、よくお読みいただき大切に保管してください。
2
この時計の補修用性能部品の保有期間は通常7年間を基準としています。
正常なご使用であれば、この期間中は原則として修理可能です。(補修用性能部品とは、時計の機能を維持するの
に不可欠な修理用部品です。)
3
修理可能な期間はご使用条件によりいちじるしく異なり、精度が元通りにならない場合がありますので、修理ご依
頼の際にお買い上げ店とよくご相談ください。
4
修理のとき、ケース・文字板・針・ガラス・バンドなどは一部代替部品を使用させていただいたり、またはケース
ごとの一式交換や代替品に替わることもありますので、ご了承ください。
5
修理の内容によっては、修理代が標準小売価格を上まわる場合があります。その他、ご不明な点がありましたら、
「セイコーウオッチ株式会社お客様相談室・お客様相談係」へお問い合わせください。