取り付け方法
使用方法
このたびは、
「ディジタル入力ボード : DAC-50」をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
このオプション・ボードは、PC(パソコン)上の音楽データをUSBケーブルで接続して演奏します。
またCDプレーヤーなどのディジタル出力の音楽信号を、同軸または光ファイバーで接続して演奏します。
アナログ機器のリアパネル側オプション用スロットに増設して、ディジタル機器の入力端子としてご使用くださ
い。入力切り替えやサンプリング周波数表示等の詳しい使用方法につきましてはボードを増設する機器により
異なりますので、ご使用前に必ず各機器の取扱説明書を参照してください。
付属品 : USBユーティリティ2 CD、USBユーティリティ2・セットアップガイド
取扱説明書
820-3316-00 (B1) Printed in Japan
J171.3X
ディジタル入力ボード
DAC-50
お願い
製品に対するお問い合わせ、
または異常が認められる
ときは、お求めの当社製品取扱店、または当社品質
保証部へご連絡ください。
お客様カードは付属していません。
アキュフェーズ株式会社
〒225-8508 横浜市青葉区新石川2-14-10
TEL 0 4 5( 9 0 1 )2 7 7 1( 代)
*イラストは E-650 です。
COAXIAL
端子
75Ω同軸ディジタル・ケーブル接続用端子です。
OPTICAL
端子
JEITA規格の光ファイバー接続用端子です。
C-2120, E-600, E-470, E-370, E-270に増設した場合のサンプリング周波数表示
について
【PCM】
352.8kHz, 384kHz 【
DSD】
2.8224MHz, 5.6448MHz, 11.2896MHzの再生時本
体のサンプリング周波数表示は192.0kHzとなります。
なお、DAC-50では入力信号のサンプリング周波数で処理、再生を行います。
ケーブルの接続について
入力機器のUSBやCOAXIAL(同軸)出力端子とアナログ出力端子(バランス/ライン共)か
ら、本機へ同時に入力しない。同一機種同士で同時に接続して使用すると、アースがループに
なって、ハムやノイズが発生する原因となります。
E-307, E-308, C-245, CX-260への増設について
上記機種は、電力容量の制限により、ディジタル入力ボードを2枚増設することはできません。
ただし、DAC-50とAD-50, AD-30, AD-20(アナログ・ディスク入力ボード)の併用は可能です。
❶
増設する機器の電源を切ります。
❷
リアパネルのオプション用スロットのサブパネルを外しま
す。
(
図 1
参照)
※外したサブパネルは保管しておいてください。
❸
オプション用スロットの上下のガイドレールに沿って、オプ
ション・ボードを挿入(
図 2
参照)します。コネクターに当たっ
て止まったら、少し力を入れてパネル面が同一になるまで
差し込みます。
❹
上下のネジ2カ所で確実に固定します。
メモ
USB
端子
USB(タイプB)ケーブル接続端子です。USB端子とPCを接続して使用する場合は付属のUSBユーティ
リティ2 CDを付属のセットアップガイドに従ってPCにインストールしてください。
●
オプション・ボードを抜き差しするときは、必ず増設する機器の電源を切る。
電源を入れたまま抜き差しすると、故障の原因となります。
●
サブパネルを外したとき、スロット内部に手などを入れない。
(スロット内部に、オプション・ボード
以外は入れないでください。)
●
部品やハンダ、コネクターの接点部分を手で触らない。手で触れると接触不良や回路が故障す
る原因となることがあります。ボードを持つ場合にはプリント板の外周やパネル部を持ってくだ
さい。
●
オプション・ボードの取り付けネジは手で完全に締める。締めつけが不完全ですと、端子がグラウ
ンドから浮いて接触不良となり、故障の原因となることがあります。
●
入力端子やコネクターなどに接点復活剤や導電剤などは絶対使用しない。これらの要因による
不具合は保証対象外となります。
注意
USB、光ファイバー、同軸の入力端子を装備しています。ディジタル機器のディジタル音楽信号を入力す
ることができます。
USB
フォーマット
: USB2.0ハイスピード(480Mbps)準拠
サンプリング周波数 : 32kHz〜384kHz(各16〜32bit 2ch PCM)
2.8224MHz、5.6448MHz、11.2896MHz(1bit 2ch DSD)
(11.2896MHz : ASIOのみ)
適合ケーブル
: USB2.0タイプBコネクタ付ケーブル(2m以内)
USBにはバスパワー(200mA以上)が必要です。
OPTICAL
フォーマット
: JEITA CP-1212準拠
サンプリング周波数 : 32kHz〜 96kHz(各16〜24bit 2ch PCM)
適合ケーブル
: JEITA規格光ファイバー
COAXIAL
フォーマット
: IEC 60958 AES-3準拠
サンプリング周波数 : 32kHz〜192kHz(各16〜24bit 2ch PCM)
適合ケーブル
: 75Ω同軸ディジタル・ケーブル
入力の選択方法
DAC入力切替ボタンで選択してください。
DAC切替機能のある機種
その他の機種
❶
電源を入れなおす、または入力セレクターでOPTIONを選びなおすと①COAXIAL
②OPTICAL ③USBの順位で入力された信号を自動ロックします。
❷
「USB、OPTICAL、COAXIALの各端子」の選択方法は、再生しない入力ケーブル
を外すか、再生しない入力機器の電源を切ってください。
端子とプラグの形状を合わ
せてしっかり差し込む。
タイプBプラグ
USBケーブル
USB端子
*USB ダストカバーを取る。
USB(タイプB)の接続
*外したダストカバーは保管してください。
*プラグ先端の
保護キャップをはずす。
端子がシャッター
付きの場合
端子 : 押すとシャッター
光ファイバー
が内側に開く。
光ファイバーの接続
プラグ
プラグ
端子とプラグの形状を合わ
せてしっかり差し込む。
*外した保護キャップは保管してください。
図2
ガイドレール
ガイドレール
サ
ブ
パ
ネ
ル
図1
オ
プ
シ
ョ
ン
・
ボ
ー
ド