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ディップ・スイッチの設定

この度は、アナログ・ディスク入力ボードAD-60をご購入いただきまして、誠にありがとうございま

す。本ボードをアンプ本体のオプション用スロットに増設すると、アナログ・プレーヤーの再生がお
楽しみいただけます。

本ボードは下表

の切替機能を備えています。それぞれの切替機能は、アンプ本体の機種に

よって、アンプ本体で切替を行う場合と、本ボードで切替を行う場合がありますので、下表で切替

箇所と切替方法をご確認の上、切り替えてください。

取扱説明書

820-3352-00 (B1)    Printed in Japan

C232.2X

アナログ・ディスク入力ボード 

AD-60

MC入力インピーダンスは、カートリッジの内部イ

ンピーダンスの2~3倍以上がおおよその目安に
なります。ご試聴の上、お好みの音質が得られる

値を選択してください。

このフィルターは、超低域25H z以下を-12d B/

octaveの減衰特性でカットし、超低域ノイズに

よる可聴帯域への悪影響を防ぎます。レコード

の反りが大きい場合や、超低域の振動によりウー

ファーが大きく揺れるときに大変有効です。積極

的にご活用ください。

❸サブソニック・フィルターのON/OFF

❷MC入力インピーダンスの選択

取り付け方法

1

 増設するアンプ本体の電源を切ります。

2

 リアパネルのオプション用スロットのサブパネルを外します

図 1

参照)。

  ※外したサブパネルは保管しておいてください。

3

 スロットの上下にあるガイドレールに沿って、本ボードを挿入
します(

図 2

参照)。コネクターに本ボードが当たると止まる

ので、アンプ本体のリアパネルと本ボードのパネル面が一致
するまで、少し力を入れて差し込みます。

4

上下2か所のネジで確実に固定します。

 ●

 

本ボードを抜き差しするときは、必ずアンプ本体の電源を切る。電源を切らずに抜き差しすると、故障の原因に
なります。

 ●

 

スロット内部に本ボード以外の物や手などを入れない。物や手などを入れると、故障の原因になります。

 ●

 

本ボードの部品、半田、コネクターのピンに触れない。これらの部分に触れると、故障の原因になります。本ボー

ドを持つ場合には、プリント基板の外周やパネル部をお持ちください。

 ●

 

本ボードの取り付けネジは手で確実に締める。確実に締めないと、故障の原因になります。

 ●

 

入力端子やコネクターなどに、接点復活剤や導電剤などを絶対に使用しない。これらを使用すると、故障や重大
な事故の原因になります。これらの要因による不具合は保証対象外となります。

注意

お願い

アキュフェーズ株式会社

〒225-8508 横浜市青葉区新石川2-14-10

 

TEL  0 4 5( 9 0 1 )2 7 7 1( 代)

https://www.accuphase.co.jp/

製品やサービスに関するお問い合わせは、お求めの当社製品取扱店、また

は当社品質保証部へご連絡ください。オプション類には『お客様カード』を付

属していませんが、製品出荷日をご購入日として弊社が登録し、

『5年間保証』

とさせていただきます。保証は日本国内のみ適用されます。

The Accuphase warranty is valid only in Japan.

MCカートリッジの
内部インピーダンス

MC入力インピーダンスの目安

20Ω以上

100Ω、200Ω、300Ω

20Ω以下

30Ω、100Ω

アンプ本体の機種名

切替箇所

 M C / M M

の切替

 MC入力インピー

ダンスの選択

 サブソニックフィル

ターのON/OFF

C-2150, C-2120, C-2110, E-800, E-650, E-600, E-560, 

E-550,  E-5000,  E-4000,  E-480,  E-470,  E-460,  E-450, 

E-380, E-370, E-360, E-350, E-280, E-270, E-260, E-250

アンプ本体

本ボード

本ボード

C-2000, C-245, C-265, CX-260, E-530, E-408, E-407, 

E-406V, E-308, E-307, E-306V, E-213, E-212, E-211 

本ボード

本ボード

本ボード

切替箇所

切替方法

アンプ本体

本ボードをアンプ本体に増設した後に、アンプ本体のスイッチ類で切り替えます。アン

プ本体での設定が優先されるため、本ボードのディップ・スイッチを切り替える必要は

ありません。詳細な切替方法については、アンプ本体の取扱説明書をご参照ください。

本ボード

本ボードをアンプ本体に増設する前に、本ボードのディップ・スイッチで切り替えます。

下記『ディップ・スイッチの設定』をご参照ください。

❶MC/MMの切替

設定

ゲイン

入力インピーダンス

MM

40dB

47kΩ(固定)

MC

66dB

MC入力インピーダンスの選択』

で300Ω、200Ω、100Ω、30Ωの中から
選択します。

1 2

3 4 5

6

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

OFF

ON

300Ω

(出荷状態)

200Ω

100Ω

30Ω

MC入力

インピーダンス

スイッチ

状態

1 2

3 4 5 6

OFF

ON

OFF

ON

OFF

(出荷状態)

ON

サブソニック・

フィルター

スイッチ

状態

1 2

3 4 5

6

OFF

ON

OFF

ON

MM

(出荷状態)

MC

カートリッジ

スイッチ

状態

スイッチを
上げる

スイッチを
下げる

1 2 3 4 5 6

OFF

ON

MC/MMの切替
MC入力インピーダンスの選択
サブソニック・フィルターのON/OFF

状態

操作

ディップ・スイッチ

ディップ・スイッチ
搭載位置

アナログ・プレーヤーの
出力ケーブルを接続します。

アナログ・プレーヤーの
アース線を接続します。

ガイドレール

ガイドレール

図1

図2

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